2004年7月
半年近く生きたシマヤッコをはじめ小型ヤッコが先月続々☆になってしまった。秋にかけて今いるシマヤッコ、ニシキヤッコに加え、スミレなどの小型(中型)ヤッコを増やしていく予定。同時にハタゴパープルを45cm水槽に移動し、カクレ・ハタゴ水槽にする予定。

7月1日
今朝会社のパソコンを開くとMさんから「ニシキヤッコ」というタイトルのメールが。。。。タイトルを見たときにはてっきりあんな高い魚をあっという間に☆にしてしまったことに対するお悔やみを書いてくれたのかなと思った。しかし、メールを開けるといきなり「ブラインとフレークを食べているニシキヤッコをで見ました。」との文章が目に入ってきた。でもこの間☆にして散々後悔したばかりだったのでどしようかなと思いつつも、早速のHPを覗いてみると。。。いました、いました。HPに写真をupしたばかりのようだ。私が数週間前に☆にしたのと同じくらいのサイズの沖縄産ニシキである。私が数週間前に購入したのよりも安かったのと前回の時は全く餌付く気配も無く終わってしまったのでそのリベンジもと段々心は傾いていった(その間10分ぐらい)。悩んだ挙句やはり「注文」のボタンを押してしまったのであった。

夕方会社帰りに寄ってみると、いました、いました。60cm水槽ぐらいのスペースにシマ5匹、スミレ3匹、やや大きいニシキ、カクレ2匹と一緒に入っていた。これだけ詰め込んでいるのに殆ど争わない。時々一番大きいスミレと大き目のニシキが角を付き合わせるくらいである。冷凍ブラインとフレークを入れてもらったら、注文した4.5cmのニシキが一番最初についばんでいるではないか。大きいスミレとニシキもついばんでいた。気に入った。これなら大丈夫そうだ。そしてスミレに目を引かれた。。。スミレも大きさは4.5cmから5cm強ぐらい。もともとどちらかというとニシキよりスミレが好きなので「一緒に買ってしまおうか」と心が揺らいだ。しかも沖縄産だそうだ。沖縄さんにしては値段が安め。でも既にプラケースが4つも浮かんでいるし、餌食いもちびニシキほどではないし、と思い今回は思いとどまった。今度見たら逝ってしまうだろうな。

家に帰って水合わせをしたが、あまり人を怖がらないようだ。これなら行けるかも!?


孵化16日目の稚魚は今日も7匹が☆にこの連鎖はなかなか止まらない。なんでだろう。数を数えると20弱という感じだ。一方孵化2日目の稚魚は夕方大量に☆になっていた。朝は大丈夫だったのに。昼間のうちに☆というのはなかなか考えずらい。理由になりそうなのは前日採取のショック、水質悪化などが考え付くが、いまいち説得力に欠ける感じだ。すでに残りの数が数えられそう。残りはもう40匹いないという感じだ。

7月2日
孵化17日目の稚魚は今日終に☆ゼロ。やっと☆の連鎖が止まった。残りは20匹ぐらい。孵化3日目の稚魚は約半分が☆に。やはり残り20匹ぐらい。数が減ったのでプラケースをひとつにまとめた。


昨日持ち帰ったニシキ幼魚は早速冷凍ブラインをついばんでいる。シュアーはまだダメだが、一安心。シマたちも特に関心がないようだ。
45cmキューブの亜硝酸を久しぶりに測ったらゼロだった。そろそろハタゴパープルを移動させようか。水量が減ってきたのでカルクワッサーを純水にといだ物を添加。

7月3日
孵化18日目の稚魚は今日は☆1匹。残りは19匹。孵化4日目の稚魚は更に5匹が☆に。残り15匹ぐらい。こちらは稚魚に元気がなく、雰囲気的に全滅しそうな感じだ。


ニシキ幼魚は冷凍ブラインを啄ばんでいる。試しにランチュウベビーゴールドを入れてみたら、啄ばんでいる。大きすぎるようで口には入らないが、一生懸命啄ばんでいる。もう少しふやけさせれば食べられそうだ。シマたちは私が水槽の前に立つと何時も冷凍ブラインを落とす場所に集まるようになった。

ハタゴパープルの移動は今度産卵した後にしよう。明日が14日目なので多分明日には産卵するだろう。

水量が減ってきたので、昨日に続いてカルクワッサーを純水でといだ物を添加。スキマーの水流が弱くなってきたので、ポンプの部分を大掃除。

7月4日
孵化19日目の稚魚は今日は☆なし。孵化5日目の稚魚は更に半分が☆に。残り7匹ぐらい。やはり全滅コースか?

今日はさん主催の磯採集OFF会に参加した。数日前の予報では降雨確率40%だったのが嘘のような好天に恵まれた。朝電車とバスで家族と共に現地まで行くと目印の清水エスパルスのオレンジ色のTシャツが燦然と輝く放蕩息子さんのサンシェードが、直ぐに見つかった。放蕩息子さん御家族と御友人に挨拶をし、磯を放蕩息子さんにざっと案内してもらった。私は初めての場所だったが採集のメッカだそうだ。今日は大潮でマイナス潮位になるので期待できそうだ。早速ゴーグルとフィンを付けて子供を背負い、ざっぶ〜んと飛び込む。波が高い!潮が引くときに一気に進めるが、潮が戻ってくるときには全く進めない。大きな海草(昆布?)が沢山ある。ごみも浮いているが海水自体はとても綺麗だ。海に入って20分も経っていないと思うが体が寒くなってきた。背中に背負った子供もしきりに寒いと言い出したので、一度上がることに。一度上がってしまうと風が吹いて体温が奪われ、更に寒くなってきた。

ということでこの後は殆ど海に入らず、バーベキューをしながらお話をすることに(笑)。空はずっと晴れていたのに体がぬれていると風のせいでとても寒い。思わず水槽ファンの威力を思い知りました。さん、楽しい一日でした。有難うございましたm(__)m

7月5日
孵化20日目の稚魚は今日は☆1。残り18匹。孵化6日目の稚魚は更に2匹が☆に。残り5匹ぐらい。さあ何日目まで持つかな。今日カクレペアが産卵した。前回の産卵から15日目だった。

ニシキの幼魚はブラインを少し食べ、ランチュウベビーゴールドは啄ばんで遊んでいる感じ。もう少し食べる感じになってくれるとうれしいのだが。シマは冷凍ブラインが出てくるスポイトの先まで集まってくるようになった。

7月6日
孵化21日目の稚魚は今日は☆なし。孵化7日目の稚魚も今日は☆なし。

今日はハタゴパープルを45cm水槽に移そうと張り切っていた。念のため45cmキューブの亜硝酸と硝酸塩を測って見ると、亜硝酸はゼロだったが硝酸塩は10から50と高い数値が。。。ということで今日は中止。

7月7日
孵化22日目の稚魚は今日は☆2で残り11匹(T_T)。孵化22日目の稚魚のプラケースは水の汚れ方が早い気がする。朝夕の水換え時に水面に泡が少しであるが出てきているのが気になる。そして孵化37日目の稚魚3匹が☆に。こちらはプラケースに2,3mmの穴が開いており、水質悪化の心配は少ないはずなのだが。こちらはこれで全滅。何かが間違っている感じだ。それが何かがよく分からない。変態が終わり、あとは普通に飼えるという時に何故か☆になる。孵化8日目の稚魚も今日は☆なし。


7月8日
朝、水槽を覗くと89日目の稚魚が2匹、23日目の稚魚が11匹☆になっていた。23日目の稚魚は一気に全滅だ(T_T)。これで残っているのは89日目の稚魚1匹と8日目の稚魚5匹だけである。朝忙しい中、全滅した稚魚のプラケースと89日目の稚魚のプラケースのアンモニアを試薬で調べた。89日目の稚魚のプラケースは直径3mmの通水穴が沢山開いており、アンモニアが原因であるとは考えずらいのだが、念のためである。やはり全く検出されなかった。原因は色々ありそうだ。この際これまでの失敗例を見直してみた。今後はこれらの失敗を教訓にどうにか稚魚が1歳になるまで育てて見たい。早速夜に明後日の朝のためのブラインを湧かし始めた。

久しぶりに本水槽と45cmキューブの水を20Lづつ水換え。これからはもう少し頻繁にやらないと。

7月9日
10日目の稚魚は今日も☆なし。今日は昨日書いた分析に基づいて朝クロレラを200ccプラケースに入れた。クロレラが濃いので稚魚が見えなくなってしまうのが難点。夜にはプラケースの中の水を入れ替えて、ぶくぶくをつけた。昨日失敗の分析をしていてこの飼育録がいかに読みづらいかがよく分かった。現在HPの構成を変えることを検討中。カクレの繁殖はカクレ繁殖記としてそれぞれの孵化ごとに見れるようにしたい。

90日目の最後の一匹が☆に(T_T)

朝、昨夜からゾーエマリンにつけておいた冷凍ブラインをニシキに上げると勢い良く食べ始めた。ニシキの隔離も長くなったので放流することにした。プラケースから出すと早速ライブロックの裏側に。。

7月10日
昨夜ゾーエマリンにつけておいた冷凍ブラインをスポイトで吸い取り、スポイトの先を水槽に入れるとシマ1匹とカクレメスがスポイトの先をつつく。昨日放流したニシキも顔を出した。ところがもう一匹のシマが出てこない。心配だ。


これからカクレクマノミの繁殖についての記述は「カクレ繁殖記」がメインになりますので、よろしくお願いします。現在残っている11日目の稚魚の様子は「カクレ繁殖記ー21度目の孵化」に書きました。
7月11日
今日はずっと見送ってきたハタゴパープルの45cmキューブへの引越をやることにした。すでに空のまま1週間クーラーも回してあるので水温調整は準備万端。夕食後まず45cmキューブの海水を40L抜いて、本水槽から30L、新しい人工海水10Lを加えて回し、本水槽には新たな人工海水を40L加えた。その途中でエーハイム2235を外して、久しぶりに燐酸吸着剤を入れ替え、そこに新たな人工海水を加え、セットし直した。本水槽から3Lの海水を10Lのバケツに移し、一呼吸。スポイトでハタゴをめくり、その下にあるハタゴが活着しているライブロックを掴むと一気に持ち上げた。重い。ライブロックとあわせると10kg近くあるかもしれない。カクレクマノミ達は驚いて逆さになったハタゴにくっ付いてくる。なんと水面ぎりぎりまで逆さのハタゴに入っていようとしていた。そのままハタゴを10Lのバケツに入れる。ハタゴは驚いて半分ぐらいに縮まった。ちょっと体液を出している。残されたカクレ達は直径10cmぐらいの本水槽に残ったハタゴに入った。現在の卵が孵化するまでは特にオスにはこのまま頑張ってもらわなければなるまい。

バケツを45cmキューブの横に置き、チューブで少しづつ45cmキューブの海水を10〜15分ぐらい掛けて3L加えて水あわせをする。再び活着しているライブロックを掴んでハタゴを45cmキューブへ入れて引越完了。その後半年以上外してあったメタハラME150を設置し、タイマーに接続してセッティング完了。明日朝にメタハラがともったときが楽しみだ。

7月12日
朝起きると既に45cmキューブのメタハラが点灯中。


ME150のコーラルグローが点灯しているのは久しぶりに見るが、やはり綺麗なブルーだ。ハタゴもとりあえず調子はまずまずのようで一安心。

朝いつものように冷凍ブラインをシマたちに上げるが、昨日、一昨日に続いてシマが一匹出てこない。更に今日はニシキも顔を出さない(T_T)。とても心配だ。ずっと住処だったハタゴパープルを移動してしまったため、カクレオスは卵の世話を拒否するのではないかと心配していたが、今日もちゃんと世話をしていたので一安心だ。

会社から帰宅すると家内がカンカン。浄水器の水が出しっぱなしだったらしい。気が付いたのが夕方だったとのことなので丸1日近く水道が出しっぱなしだったということだ。凹む。。

7月13日
会社帰りにに寄ってフリソデの餌にコブヒトデを2匹購入。魚は大きめのスミレが目に付いたぐらい。あっ、それからティレズアネモネフィッシュがいた。本物だろうか。はっきり言って良く分からない。ティレズ自体、ハイブリッドの可能性が高く、種としての存在が疑問視されているのに。それを何万も出して買う人がいるのだろうか。たぶんいるんだろうな。

会社から帰宅後に何時ものようにカクレ稚魚の世話をしていると、ハタゴの上にライブロックのようなものが載っているのに気が付いた。取ってやろうと思いピンセットで摘むと何故か軽い。取り出して計量カップにいれよく観察してみるとそれは魚の残骸だった(T_T)。黒い目玉と骨だけ残っていたので魚と判別できた。シマとニシキの両方の可能性があるが、なぜかニシキのような気がした。合掌。


7月14日
今日は本水槽にカルクワッサー入りの足し水を2L,45cm水槽とエーハイム水槽にもそれぞれ1L,と2Lを加えた。また45cmキューブの亜硝酸と硝酸塩をチェック。亜硝酸はゼロ、硝酸塩は上から2番目に低い2.5から12.5だった。まずまずだろう。

今日は孵化日。

7月15日
今朝、シマ達にゾーエマリンに一晩浸した冷凍ブラインとランチュウベビーゴールドをあげる。シマは冷凍ブラインはパクパク食べるのだが、ランチュウベビーゴールドは全く興味を示さない。殆どがカクレメスの口の中に入った。徐々に慣らしていくしかないだろう。


今日も孵化日。

7月16日
カクレペアの引越は今度の産卵が済んでからと思っている。予定では前回の産卵から15日目にあたる来週の火曜日7月29日までには産卵するのではと思っている。

明日、明後日は大潮なので子供と海に行く予定。

7月17日
ここ1週間使っているサーバーの調子が悪い。HPを毎日更新しているのにupがうまく行かない。FTPを使っているのだが、全く接続ができなかったり、接続が出来ても途中で止まってしまったりして、最後までupできないのだ。無料サーバーを使っているため、そうそう文句も言えずにいる。

今日は朝早く起きて子供2人と外房の海へ行ってきた。9時に現地に着いて10時の大潮への備えは万端。既に先客が何組か来ていた。今回の場所は初めてなので、とりあえず良さそうな岩の下を覗き込んでみる。ハゼやエビ、オヤビッチャ、クサフグなどが目に付くが、チョウチョウウオは見当たらない。他のグループもチョウチョウウオを探しに着たのに見つからないと嘆いていた。結局1時過ぎまで探して見つからず帰りに温泉に入って帰ってきた。子供はハゼとエビを捕まえてご機嫌であった。

7月18日
一昨日釣り好きの義兄に夏休みは式根島に行くといったら、今日早速朝6時に来て、いらない釣竿を置いてってくれた。釣りキチは朝が早いようだ。私は昨日の疲れもあり、彼が帰った後は今日一日ごろごろとしていた。式根島は海水浴がメインなのだが、結構釣りも面白そうだ。

7月19日
ハタゴパープルを移動して1週間が経った。45cmキューブのハタゴパープルは快調。またハタゴパープルを移したことにより今まで迫害されていたウミキノコ達の調子が少しづつだが上がってきた。そしてハタゴパープルが入っていたときは300〜330ぐらいだったORPがハタゴパープルを移動した直後から350〜380に上がってきた。やっぱり水を汚していたということだろうか。

7月20日
今日で前回の産卵から15日目。やはりハタゴパープルを移動したことが影響して、産卵を止めているような感じだ。明日からカクレペアを捕獲、移動する予定。今日はエーハイム水槽の亜硝酸、硝酸塩を測定。亜硝酸はゼロ、硝酸塩は上から2番目に低い2.5から12.5だった。まずまずだろう。立ち上げから5ヶ月なのでそろそろ底砂層が嫌気層として脱窒効果を徐々に発揮してきたのかも知れない。今月に入り特に暑さも厳しくなってきた(今日は最高気温37度!)ため、現在は1日2Lの足し水をしている。1Lの入れ物でざ〜っと入れるので生体の比重ショックがチョッと心配。

7月21日
今日もはやり産卵せず。早速カクレペア捕獲のためにプラケースを用意。プラケースを左手で構えて右手で何時も餌を上げるスポイトを水中に入れてみる。シマはよってくるのだが、カクレは警戒して寄って来ない。プラケースは見えないと思ったのは間違いのようだ。今度は本水槽に残っているハタゴグリーンを活着しているライブロックごと持ち上げてプラケースへ入れようと試みるが、途中でハタゴから離れてしまう。ハタゴパープルの時は空中に出るまで必死に喰らい付いて来たのに。警戒しているのとハタゴグリーンにそれ程愛着がないせいだろうか。仕方がないのでプラケースを沈めて、その中へハタゴグリーンを入れてみる。するとカクレペアは入らずに普段なかなかハタゴグリーンに入れてもらえないチビだけが入っている。う〜ん、これは長期戦にしようかな。そのままにして夜寝るときに入ることを期待し、寝ぼけているときにさっと上げてしまう作戦に変更。結果は。。。

75%成功だった。ライトが全て消えてから30分経った10時半に水槽を覗くと4匹いるカクレ達の中でメスを除く3匹がプラケースに入れたハタゴの中に入っていた。後は簡単、すっと上げてハタゴだけ活着しているライブロックを掴んで取り出し、プラケースに残ったカクレ3匹をビニールに入れ、それを45cmキューブに浮かべて15分たったらそのまま流し込む。残ったメスを捕獲するために再びプラケースの中にハタゴを入れ、沈めておいた。夜寝るときにはメスは用心深くプラケースの外で寝ていた。しかし!明日が楽しみ(笑)。

7月22日
朝の餌やりの時点ではやはり警戒して餌を食べに上がってこないカクレメス。しかし、会社から帰宅して水槽を覗くと、フフフッ、さすがのカクレメスもハタゴの魅力には勝てないようで終にプラケースの中のハタゴにスリスリしていた(笑)。こういう作戦は一度失敗すると警戒されて暫くは出来なくなってしまうので、慎重を期すために照明が消えるのを待ってから実行することにする。

クロレラの消費量が多いので増やすために人工海水を作り、クロレラを薄める。今回は3本のクロレラを5本に薄めてみた。結果はお楽しみ。折角人工海水を作り始めたのでついでに水換えもすることにする。まず45cmキューブから30L排水し、次に本水槽から30Lを45cmキューブに移す。そして新たな海水を35L作って投入。さすがにカクレファミリーがいなくなると本水槽の魚はシマ、マルチカラー、ナンヨウハギ、スクーターぐらいなので動きが少なくなり、さびしくなった。

最後の10Lを作っている間水槽を見ていたら、カクレメスが既にお休みモードに。チャンスと思ってさっとプラケースを持ち上げて作戦完了。簡単なもんである。プラケースごと45cmキューブに浮かべて15分たったところで、カクレメスとミニハタゴの両方を放流。

7月23日
今朝水槽を覗くとカクレは4匹ともハタゴパープルに入っている。元気そうだ。本水槽は大分魚が少なくなって、ケントロベビー達が入るスペースが出来た。これからの季節が楽しみである。


7月24日
今日はMさんに誘われて、有名アクアリストであるのこまつさんととH崎さんの水槽を拝見にそれぞれのご自宅に伺って来ました。

まずこまつさんのご自宅へ。玄関から廊下を抜けて行くと左側の和室の奥に「世界の海水魚350 (2003年版)Seibido mook 」で見たあの水槽が!こまつさんの水槽の照明時間は基本的に夜なのですが、わざわざ点灯してくださりましたm(__)m。凄いです。まずやはりオーデリック2灯が集中している右側のクロマツ、トゲスギの美しさ、元気の良いポリプの出方に目を奪われます。そして手前の見事なチヂミトサカパープルの林。クロマツやトゲスギは10cmぐらいの個体が2年ほどでこんなサンゴの林になったそうです。ん〜ん、羨ましい。


そしてこまつさんだけでなく、こまつさんの日記の愛読者達が皆心配した例のホツペアの仲の良い様子が目に留まります。まだ若干ぎこちないようですが、とても片方がもう片方の鰭を食いちぎるところまで行ったとは思えないほど仲良く泳いでいます。こまつさんと言えばケントロ達がこまつさんの手から餌を食べるという餌付けの上手さですが、知らない人がいるとさすがに警戒してだめだそうです。秘訣は1匹でも手から食べるようにすることだそうです。そうすると他の魚も釣られて手から食べるのだそうです。うちもシマが手から食べそうだなと思いながら聞いていました。餌はキョーリンのヒカリ乾燥ブライン。H崎さんも「これは良いですよ」と言っておられたので、早速、H崎さんのおうちへ向かう途中の店でゲットしました。早速明日やってみるのが楽しみです。

水槽左側はパクパクウミアザミやAraiさんから貰ったというウミキノコが目を引きます。このウミキノコは私もAraiさんから頂いてうちの水槽にあるのですが、なんかポリプの長さとかが違う気がします。やはり状態がよいのだなと思いました。

そして次はH崎さん。そう、あの「世界の海水魚450 2005年版 (2005)SEIBIDO MOOK」に出てらっしゃる水槽をキープされている方です。あっ、ちなみにMさんも「世界の海水魚カタログ...Seibido mook 」に出てらっしゃる有名なアクアリストです。


(全体)                  (コンスピ)             (シャコガイ)

H崎さんの水槽は綺麗なコモン系のサンゴと手前に並んだシャコガイ、そして沢山のヤッコの混泳が特徴です。なじみのお店にコモンが入ったら連絡するという約束が出来れいるほどのコモン好きですが、うえの全体写真の左側に見える深場のミドリイシも右側奥のトゲスギも凄く綺麗で目移りしてしまいます。ヤッコはコンスピ、レンテン、シマ2匹、スミレ、ポッターが見事に混泳しています。コンスピ、シマ、スミレは皆神経質で飼育が難しい魚なのですが、よく人に慣れていてこちらが観察されている感じです。H崎さんの水槽は掃きだし窓のところに座ると水槽の全景を丁度良い距離で鑑賞することが出来、非常に考えられた作りになっていました。これでサンゴを始められてから2年程しか経っていないというのですから凄いです。

H崎さんのところでは大きくなりすぎたというコモンなどを割っていただきました。有難うございましたm(__)m。左のコモンは10cm以上ある大きなもの、真ん中のウネコモン(?)と右側のミドリイシはオーデリックとSCの下に置きました。色が上がってくれると良いな。


こまつさんもH崎さんも水槽の高さと奥行きが60cm以上でうちの水槽とは15cmずつ大きいのですが、この15cmの差は非常に大きいと思いました。特にうちは底砂を厚く敷いてあるせいもあり高さが無く、ミドリイシを雛壇上に置くことができません。それにスギなど上に伸びるものも直ぐに水面についてしまいそうです。まあ要らぬ心配なのですが、もし次に水槽を変えるチャンスがあったら、高さと奥行きは60cm以上にしようと強く思うのでした。

Mさん、誘っていただき有難うございましたm(__)m。こまつさん、H崎さん、お休みのところお時間を取って頂き有難うございましたm(__)m。

7月25日
今日さっそく乾燥ブラインを手で上げることを試みてみました。乾燥ブラインをほんの少しちぎり、親指と中指で摘んで水槽中へ。シマは興味深そうに指の周りをぐるりと回った後、一度水槽内を一周して戻ってきて、すぐに食いつきました!ナンヨウハギとマルチカラーは指までは来ず、シマが食いちぎった餌のおこぼれを突付きます。何度かつついて全て食べ終わりました。ちょっと餌を持っている指が疲れたけど、心地よい疲労。シマ、可愛いです。もう少し餌をやろうと何時も上げている冷凍ブラインを解凍して上げました。今後ミドリイシとの兼ね合いで餌をどのようにどれぐらい上げるかは悩みそうである。


7月26日
今日もシマ君は乾燥ブラインを手から食べてくれる。ナンヨウハギとマルチカラーは周りをうろちょろしているだけ。この方式は楽しいのだが、これだけで食べさせるのはチョッと時間がかかりすぎるかもしれない。旅行で餌を上げない期間は餌を我慢してもらう予定。

7月27日
式根島旅行中〜。

7月28日
帰宅後水槽を覗くと苔が増えた以外は特に変化なし。ほっと一安心。

7月29日
朝カクレの世話をしている時に普段はカクレの稚魚が入っているプラケースの周りをうろうろしているシマヤッコが今日は姿を見せない(T_T)。何が起こったのだろう。早速カクレ稚魚の世話を終わらせてから乾燥ブラインを手で持って水槽に入れてみると、シマがのっそりと出てきた。でもたった1日見なかっただけなのに随分やつれた感じがする。背中のところが随分やせた感じだ。たった一日見なかっただけなのにな。それに動きが緩慢な気がする。かなり心配である。乾燥ブラインに続いて、冷凍ブラインを入れる。シマは口の中に一度入れるのだが出してしまう。何でだろう。体調が悪そうでとても心配だ。

7月30日
心配していたシマがやはりというべきか、今日は出てこない(T_T)。乾燥ブラインも冷凍ブラインも流してみたのだが、出て来ない。これはもうだめなんだろうな。あれほど慣れていたのに信じられない思いだ。

ハタゴパープルを45cmキューブに移して以来、ORPが徐々に上がってきていたのだが、今日終に初めて400を越えて420になった。ORPが高いことが即、水の状態が良いことにはつながらないが、低いよりは良いのは確かだ。見た目はあまり変わったところもないのだが、そういうものなのだろう。

7月31日
南房総旅行記その1。


渋滞を避けるために朝6時に出発する予定だったのだが、例によってうちの悪い癖で出発の時間が1時間半も遅れて7時半になってしまった。誰が悪いとは言うまい。でも。。。

何時ものようにお互いに責任の擦り合いをしながら車で一路、鴨川シーワールドへ。昨日の夜のニュースで館山にしけのマークが付いていたので、海は断念した。やっぱりたまには海以外にも連れて行かないと。最近は子供に「またうみ〜?」と言われるので(^_^ゞ。以前何度か行った事があるはずなのだが、記憶がない(笑)。行きにお世話になったここは優れもの。お陰で行きは全く渋滞知らずだったのだが、到着は10時半と自宅から3時間かかった。

鴨川シーワールドの楽しいところは様々なパフォーマンスが見られること。メインのシャチをはじめ、イルカ、アザラシ、ベルーガのパフォーマンスが見れる。これだけでも半日では見切れない。更に海や川の生態を展示しており、それぞれが工夫がされていて面白い。やはりこの趣味をやっているとどうしても海水魚やサンゴに目が行く。特に珍しい種類がいるというのではなく、それぞれが生息している場所を模して展示水槽がレイアウトされていて、水中ではこんな感じで生きているのだなと分かる。入場料は大人2800円、子供1400円なのだが、一日遊べることを考えると妥当な水準かとも思う。

鴨川シーワールドは海に面しているのだが、そこから見る海は物凄く荒れていた。今日は海に行かないで正解だった。

結局閉園近くまで遊んでお腹がすいたので鴨川シーワールドを館山方面に向かって直ぐのところにある回転寿司丸藤で食事をした。ここは観光客というより地元の人で賑わっていた。値段は都内の回転寿司屋と同じようだが、味が違う。ネタが新鮮で旨い。鴨川シーワールドに来たら、是非ここで昼か夜を食べることをお勧めする。

そのまま今日の宿泊先の富浦へ。この宿は家内が子供の時からお世話になっている旅館である。特に何が良いというのではないのだが家内と結婚してから毎年夏に1度は来ているので気兼ねなく泊れるのが良い。




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