2003年10月
HPを開いてから、色々な方に色々な意見を貰えるようになった。結論が全く正反対であったりして、戸惑うこともあるが、自分の水槽をじっくり見て、考え、次のステップにつなげていければと思う。現在はサンゴよりイソギンチャクや魚が中心の水槽であるが、これをサンゴ、特にミドリイシをもっと入れられる水槽にしたいと思う。イソギンチャクが5体、クマノミが9匹、コバルト2匹、ケントロ6匹いるが、イソギンチャクとクマノミを含むスズメダイ類を減らし、好気濾過と照明を強化することにしたい。一方でできればカクレクマノミの繁殖は引き続きいきたい。

10月1日
孵化後8日目。昨夜沢山入れたワムシは殆どなくなっている。☆になっているものはなし。今朝も底面掃除とブライン掻き出しを10分ぐらいする。本当は変態期に水換えをするのは望ましくないようなのだが、仕方が無い。大体半分近くの水を出し、大量のワムシと少量のブラインを加える。

帰宅後、プラケースの中を見ると今度はブラインが殆ど無くなっている。稚魚のお腹は銀とオレンジが両方入っている。殆どの稚魚がブラインを食べることを覚えたようだ。底面をカップ1杯分(200ccぐらい)掃除し、ブラインを少なめに入れておく。☆はなし。一応今日辺りから変態期なのだが、まだ「おお!」という変化を見せたものはなし。ただ、変態期の前兆である「尻尾をカールする」のは何匹もいるので、今夜辺りから変異するのがいるかもしれない。

今日は会社帰りに、ひとりでのAraiさんのお店に初めておそばを食べに行きました。天ざるを頂きましたが、しっとりしていて腰があるとてもおいしいおそばでした。また海老天もカラッと揚がっており、食べやすかったです。

おそばを待つ間、店内にある水槽を見せて頂きました。3つの水槽が並んでいるテーブルは席が埋まっていたため、30cm超の巨大ウミキノコ(てっきりイソギンチャクだと思ってました。)とスギノキなどミドイイシ、テンジクダイ、バンドが乱れたレアなカクレクマノミなどが入った水槽の横に座りました。この水槽はとてもつい最近、お客さんに異物を入れられて、崩壊しかけたと思えないほど、水が綺麗で、またとても自分と同じ90cm規格とは思えないほど、うまくレイアウトされていました。

食事を終えた後、ご挨拶をさせていただくとご好意により、ご自宅の水槽も見せていただけることになりました。
など数多くのコンテストに入賞されているAraiさんの水槽ですから、勿論すごいだろうとは思っていましたが、質・量ともに圧倒されました。レイアウトも綺麗でしたが、サンゴや魚の状態がすばらしかったです。ミドリイシは水面近くまでボウボウに育ち、またメタハラの光に輝き、丸々と太って優雅に泳いでいるココスピグミーやレスプレペアなどを見ている溜息と感動が押し寄せてきました。いや〜、ほんとに凄かったです。またイソギンやクマノミを45cm水槽に外掛けフィルターで状態よく飼育されており、これも凄かったです。デジカメを持っていかなかったのをとても後悔しました。また、お土産に私がイソギンチャクと間違えた巨大ウミキノコを切って下さいました。某国の首相ではないですが、「感動した」と絶叫したい気分でした。
Araiさん、お仕事中にもかかわらず、長時間にわたり、色々な話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。m(_ _)m

頂いたウミキノコは、傷口が閉じるまで暫く、水流のあるところに置いておきます。

10月2日
9日目。今朝も☆になっていた稚魚はなし。特に変態したというのもいない。マロンなどは1日で変態するようだが、カクレの変態はゆっくり時間がかかるそうだ。底面掃除で300ccぐらいの水換えをして、ワムシとブラインを少々入れる。昨夜入れたブラインも残したままにする。

昨日いただいたウミキノコはすでに触手が伸びて、いい感じである。

某ショップのHPで2~3cmのシマを見つけた。欲しい。とっても欲しい。早くこんな個体を入れられる水槽にしたいものだ。

帰宅後、カップ1杯分の底面掃除。1匹☆になっているのを見つける。お腹がパンパンに張っている。食べすぎで、死んだようである。ワムシはそこそこ残っているがブラインが大分減っている気がする。ワムシとブラインを少々入れる。

10月3日
10日目。今朝は1匹☆になっていた。お腹がパンパンと言うわけでもない。昨夜入れたブラインにふかしていない卵が多く混じっていたことから、それを食べてのどに詰まったのか。2週間ぐらい孵化器を掃除していなかったので、そのためにうまく孵化しないのだろう。孵化器から海水を出して、掃除する。また底面を2カップ分掃除して、ワムシとブラインを少々入れる。

すでに孵化後10日目なのでそろそろ1本目のラインが出てきても可笑しくないのだが、皆まだ真っ黒である。ちょっと発育が遅いような気がする。
帰宅後も底面掃除。ワムシは十分残っている。今朝ブライン孵化器を掃除してしまったため、夜のブラインはなし。代わりにテトラの稚魚用餌を入れる。余り食いつきは良くないが、2,3匹が食べているようだ。

10月4日
11日目。今朝は2匹☆になっていた。死因は不明。昨日、ブライン孵化器を掃除したのでとても綺麗なオレンジ色のブラインが孵化していた。昨日入れた乾燥餌も食べている感じだが、水を汚すため、出来るだけ吸い取り、底面を掃除し、ブラインとワムシを加えて朝はお終い。

夕方外出から帰ってくると、やった!鉢巻き見っけ!
(拡大しないと見れないと思います)
殆どがまだだが、3匹ぐらい鉢巻きが出てきた。また今までは鰭を確認することは出来なかったが、ひれを使っているのが目でわかる様になった。
まだ、全体的には

こんな感じでまだまだ小さいです。
夜は昨夜ブラインの卵を入れていなかったので、ワムシを多めに加えてお終い。

10月5日
12日目。今朝も2匹☆になっていた。原因不明。今までライトがBB450だったので気が付かなかったのだが、フラッシュをたいて写真を撮ったら、色も変わってきていたのが分かった。朝はワムシを沢山いれ、ブラインも追加。勿論底面も掃除。半分以上が鉢巻きを持っているようだ。上部から見ていたときは分からなかったが、稚魚の口はとても大きい。まるで口裂け女のように口だけが大きい。長さは3,4mmであまり大きくなった感じはないが、タテが生まれたときは1mmなかったのが、1〜2mmになっており成長の跡が伺える。

一方で卵も銀色になってきた。

ダンゴ3兄弟。


10月6日
13日目。定例の底面掃除カップ1杯分。今朝も2匹☆になっていた。そのほかにも4,5匹が底面に腹をつけて休んでいる。底面にいるのは変態期で大変なエネルギーを使うためだという。ワムシとブラインを入れる。ブラインを食べる量が格段に増えたと思う。

序列2番のマルチカラーが今朝は顔を出さなかった。心配である。☆になるとしたら何時も苛められているマルチカラーSSの方だと思っていただけに意外。また水質悪化だろうか。

帰宅が遅かったため、夜の給餌はなし。真っ暗のためよく見えないが、また数匹☆になっているようだ。

10月7日
14日目。昨夜暗くて見えなかったが4匹☆。他にも同数ぐらいが底にいる。これで残り20を切ったと思う。例によって底面掃除をし、ワムシとブラインを多めに入れる。

今夜予定している孵化のために、新しいプラケースに穴を2つ開ける。
マルチSはやはり今日も出て来なかった。マルチSSも体色がくすんで来ており、調子が悪そうである。
(ToT)。

帰宅後、底面掃除、ワムシとブライン追加。2匹が☆に。ついこの前まで固まって泳いでいたのが、スカスカに。(ToT)。ついに残り10数匹になってしまった。今日は産卵9日目なので孵化に備えて準備中。

10月8日
昨夜は何時も通りに10時消灯、ちょっと早めに10時45分から稚魚の採集開始。今回は3L弱のプラケース2つを準備し、一つは穴を開けずに、もう一つは穴2つを開けて使うことにする。今回は余り時間を掛けずに、プラケースを水面近くにゆっくり入れ、5分ぐらい懐中電灯でプラケースの中を照らし、プラケースを回転させてそのまますくうことを2回繰り返した。たぶん30〜40匹づつ取れたと思う。

現在本水槽には4つのプラケースが浮かんでいることから、今回の稚魚は本水槽に浮かべるのはやめて、空いている40cm水槽に浮かべることにした。空いている40cm水槽に本水槽からの水を満たし、その中に今回すくったプラケース2つを浮かべた。室内の温度が大体25度で安定しており、照明もつけていないことから、特に水温対策はなし。

またワムシの量があまり無いことと一度ワムシを使わずにブラインだけで育てることが可能かどうか試したかったので、今回は穴の無い方は通常通りワムシから、穴のある方はブラインだけで飼育することにする。また、横から光が入って餌が見難らくならないように、水槽の回りを新聞紙で囲む。
(左が、新聞紙で囲む前。プラケースを二つ浮かべている。右が新聞紙で囲んだ様子)

今朝40cm水槽を覗いてみると、昨夜採集した稚魚が元気そうに泳いでいた。昨夜既に穴の無いプラケースにワムシを入れておいたが、新たにワムシと海産生クロレラを追加する。一方穴明きプラケースにはブライン幼生のみを投入。やっぱりブライン幼生は大きすぎるように見える。でも3日間はとりあえずヨークサックの栄養もあり、その間にブラインを食べられるようになればいいよね。

本水槽にある稚魚プラケースでは新たに4匹☆になっていた。残っている稚魚は鉢巻がハッキリしてきた。これは体色が出てきたことも関係していると思う。残りを数えてみると13か14だった。ワムシが不足気味のため、ブライン少量と底面掃除だけ。栄養面がちょっと心配。

(左の写真のアップが右の写真。プラケースの中にある定規との比較で大体の大きさが分かると思う)

帰宅後本水槽の方の底面掃除。ブラインは昨日生まれた稚魚の方に殆ど全て入れたため。本水槽の方には回らず。このままではまずいと思い、500ccのペットボトルを使って即席でもうひとつブライン孵化器を作成。ワムシを穴なしプラケースに追加する。

10月9日
16日目を迎えた稚魚たちはやっと☆の連鎖も終わり、殆どが変態も完了。まだ1匹体色が変わらないのがいるが。恒例の底面掃除にブラインを大目に追加。

一方一昨日生まれた方は、穴明きケース(ブラインのみ)の稚魚たちが大量に☆に。たぶん多少の移動ショックと餌のせいだろう。忙しくて数える時間が無かったが、多分残っているのは1桁だろう。☆になった稚魚をスポイトで吸出し、ブラインを追加。穴なしケース(ワムシ飼育)の方も10匹以上☆に。こちらも☆になった稚魚をスポイトで吸出し、ワムシを追加。

更に追い討ちをかけるようにクリスマスフレームが今朝餌を取りに出て来なかった。ショック。これでケントロは昔からいる親分フレームと未だに隔離ケースにいるニシキちゃんになってしまった。水質を測り、濾過を強化したいところだが、週末まで時間が無い。。。。

帰宅後、クリスマスフレームの亡骸を発見。(ToT)。悲しすぎるが、よく見ると背びれのところが抉られている。死んだ後他の魚に突付かれたにしては、傷が大きい。最近気になっていたのだが、以前猛威を震ったテッポウエビほどではないが、「パキッ」という音が水槽から時々聞こえる。もしかしたら。。。。。シャコ!?

10月10日
17日目の稚魚たちは今日も☆はなし。数えたら13匹となっていた。変態期のストレスに良く耐えたねと励ましてあげたい。1匹だけ色がまだ黒いのがいる。こういうのが面白い体色になると楽しみです。今朝もいつものお世話を完了。

3日目の稚魚たちは、ワムシ飼育の方は皆良く泳いでおり順調だが、ブラインの方が良く見ないと見つけられないぐらいの数に。多分7,8匹ぐらいかな。上から覗いていたらプラケースを浮かべている水槽のつなぎ目のところが、メチレンブルーに着色されているのに気が付いた。今まで病気の金魚の隔離に使っていたためだ。使わなくなってから数ヶ月たっていたが、もしかしたら、ブラインの方はプラケースに穴が2つあいて、水が流れるようになっており、メチレンブルーの残りで☆になっているのかもしれない。

帰宅後はいつもの底面掃除、ワムシ、ブライン供給。

10月11日
18日目の稚魚たちは今日は☆1つ。これで13匹。3,4日前からいつも5,6匹ぐらいは底で休んでいる。ちょっと心配。変態していない1匹はまだ黒いまま。他は皆2本目のバンドもはっきり出てきているのに。

こいつ本当に大丈夫かな?4日目の稚魚はまたまた結構☆になっている。ブラインだけで育てている方はあと2,3匹しか残っていない。昨日まで気が付かなかったのだが、4日目の稚魚たちがいる水槽は一日中くらいことが分かった。早速デスクライトをつけることに。



また産卵です。夕方に気が付いたのだが、産卵の間隔はまた1日短くなって13日になった。卵を世話するオスも休む暇がなかなかなくてたいへんだなあ。どうしてもオスのほうに感情移入してしまうのである。

10月12日
19日目の稚魚たちは全員元気。相変わらず、底で休んでいるものが多い。変態する前はめだかのような動きだったのが、変態後本来のクマノミの泳ぎ方になるのでそれに疲れて、底で休むというのが本の解説だが、やっぱりちょっと心配。

5日目グループは、ブラインのみのチームはついに全滅。う〜ん、やっぱりブラインのみでは難しいのか。ワムシグループも20匹ぐらいしか残っていない。いつもは産卵後メスにアサリなどをあげていたのが、それをサボったからか。それとも他に原因があるのか、は不明。昨日からつけたデスクライトは24時間つけっぱなしにすることにする。また今までワムシのみだった5日目グループにもブライン幼生を入れ始めることに。これは変態期に備え、体力を早めにつけるため。種類によりこのタイミングは異なるが、カクレ以外の場合は7日目以降が無難らしい。


夕方帰宅するとワムシグループにも大量の☆が。。。残り2匹。。。。昨日から突然デスクライトを24時間点灯したのが理由だろうか?

残った2匹は19日目の稚魚たちのプラケースへ移し、5日目グループのプラケースは全て撤去。

10月13日
20日目の稚魚たちを入れているプラケースが茶苔などで余りにも醜いのと水質の悪化が心配なため、プラケースの交換を実施。まず、6日目の稚魚2匹をペットボトルのキャップで掬い取り、テーブルの上へ置いておく。20日目の稚魚は水面近くで泳いでいる4匹はフィルムケースですくい、新しいプラケースへ移す。底面に固まっている残りの稚魚は徐々にプラケースの水量を減らし、水量が100ccぐらいになったところで、新しいプラケースに流し込んだ。そして最後に6日目の稚魚を戻した。ちょっと荒っぽいやり方だが、大丈夫だろう。新しいプラケースの中でこんな感じに固まっている。


孵化6日目で殆ど全滅となってしまった原因だが、(1)照明、(2)酸欠、(3)水質にあると思っている。(1)今回の水槽は人が集まる場所にあるため、いつも人がいるときにライトが点いているのをいいことに最初水槽上部にライトを点けなかった。しかし予想外に暗かったため、照明時間が足りず、餌を食べられなかったのではないかと思っている。(2)酸素はエアレーションを使わず、プラケースに空けた穴から入ってくるエアレーションされた水との交換により補われるはずであった。ブライン飼育の方は穴が二つ開いており、それで問題ないのだが、穴が開いていない方はもう少し頻繁に水換えをしなくてはいけなかった。(3)6日目なので水質うんぬんには若干早いのだが、それでもワムシ飼育の方は殆ど水換えをしなかったし、プラケースに穴が開いていなかったので悪化も早かったのだと思う。一方ブライン飼育の方はプラケースに穴が開いていたが、プラケースを浮かべている水槽内がメチレンブルーに汚染されていた可能性がある。また餌も最初の頃にあげていたワムシの状態が余りよくなかったと思う。反省。

10月14日
7日目の生き残り2匹を含め、全員元気。ずっと変態しなかった残り1匹も昨日からヘアバンドが見えてきた。何時もの底面掃除、ブラインプラス乾燥餌少々。

Araiさんから頂いたウミキノコを昨夜ライブロックに縛り付けた。絞め具合が難しい。
ちょっと緩いかな。

10月15日
こちらhttp://village.infoweb.ne.jp/~ki/imgboard/imgboard.cgiで道楽親父の水族館という方から譲っていただいたタツが又1匹☆になりました。これで残り3匹となってしまいました。最近クマノミ稚魚に一生懸命であまり餌もなかなか回ってこなかったからかもしれません。今日は帰りにコペポでも買って帰ってあげようと思います。クマノミの稚魚の餌にも良いしね。

クマノミ稚魚たちは8日目の生き残りも含め全員元気。定例の底面掃除と乾燥餌、ブラインを加えておしまい。世話にかかる時間は最初は30分以上かかっていたが、今では10分もかからなくなった。

帰りはコペポを買いにへ。既に"ファインディングニモ"モードに。そこかしこにポスターが貼ってあり、クマノミ類やイソギンチャクが、沢山レイアウトしてあった。クマノミ類はORA社の養殖物が沢山入荷していた。でもなぜかカクレは1匹だけ。アメリカでは売り切れ続出だそうなので、その余波か。他には”沖縄産”のナポレオンフィッシュってのがありました。フリソデエビのためにコブヒトデ、それからイソギンカクレエビを買ってきた。マリンアクアリストの最新号も立ち読み。スズメ特集は余り興味がなかったが、後ろの方に出ていた水槽内の魚の捕獲法とか隔離ケースを水槽の上に設置するなどが、面白かった。サイドフローのSOSというのも実物は初めて見た。

帰宅後水槽を覗くとまたタツが☆に
(T_T)。コペポをタツとカクレ稚魚に。あんまり食べてないな。。。。

10月16日
9日目の生き残り稚魚2匹はそろそろ変態期。5日目からブラインのみというのが吉と出るか凶とでるか。変態が遅れていた1匹を含め、23日目の稚魚も元気。昨日あげたコペポは食べてるのだかよく分からない。乾燥餌も少し追加。

帰りはハセガワへ。カニハゼを買いに行く。カニハゼは私の一番好きなハゼなのだが、全て長生きせず、すでに6匹目。5代目が一番長くて4ヶ月近く生きたが、それが最長である。ベントス性のハゼは難しい。カニハゼを選んでいると同じ水槽に4cm弱のロリスミレが混泳しており、プラケースの中には2cmぐらいのロリロリスミレが。。。カニハゼを見ていると自然と視界に。「いや好気濾過と照明を強化するまでは、ケントロはお預けだ」などとひとりごとを言いながらも、「このスミレっていつ入ったんですか?」「昨日だよ。」「この大きい方、元気ですね」「まだ昨日入ってきたばかりだから(元気かどうか)分からないよ。」「じゃ、これください」。なにが「じゃ」なのか分からないが、カニハゼと一緒にお持ち帰りしてしまいました。う〜ん、これでまた隔離ケースが増えてしまった。。。。

10月17日
ついにタツが全滅。。。。残念。昨日入れたカニハゼも姿が見えない。

10日目の生き残り稚魚2匹を含め、稚魚は相変わらず元気。乾燥餌もコペポもあんまり食べている様子がないのが多少気がかり。

帰宅後、底面掃除と水換え3カップ。

10月18日
11日目の稚魚2匹を含め、稚魚に☆なし。朝晩底面掃除と水換え5カップ。

10月19日
12日目の稚魚2匹を含め、稚魚に☆なし。朝晩底面掃除。26日目の稚魚は今こんな感じです。

最近少しづつ泳ぐのにもなれたのか、泳ぎ回る姿を見ることも多くなってきました。
今日はもしかすると孵化があるかもしれません。本当は明日が9日目で孵化予定日なのですが、オスがなにやら一生懸命なのでもしかしたらと思っています。今回もプラケースですくいます。


ブックレビューの中で紹介しているClownfishesの中で著者のWilkersonが1995年(ちょっと古いですが)にイソギンチャクについてのアンケートをコンピュサーブのFishnetで実施し、その結果について触れているのですが、そのアンケート結果をコンピュサーブの中に見つけました(英文です)。興味のある方はリンクを辿って見て下さい。掲示板にも書きましたがイソギンを2年以上飼育できた人の83%以上がROではなく水道水を使っていたなど興味深い結果が見れます。私も近々イソギン飼育について皆さんにアンケートをお願いするつもりでおります。その際には是非ご協力をお願いいたします。

10月20日
あちゃ〜、前回生き残り稚魚が13日目にして2匹とも☆に。それだけでなく昨日まで私の姿を見ると餌をせがんでいたニシキまでが。。。。ショック。
生き残り稚魚は変態期なので仕方がないとしても、ニシキの方は原因が分からない。

昨日は稚魚のプラケースを浮かべるため、40cm水槽を立ち上げるなど、孵化体制だったのだが孵化せず。今日は確実でしょう。

あちゃ〜、現在孵化を待っているところなのだが、いつもは消灯時にポンプ類全ての電源を切るのに、今日はPHを切るのを失念。こりゃ、あんまり期待できそうにない。

10月21日
昨夜は諸般の事情により、消灯時間を1時間早めて9時にしたため、4分の1ぐらいしか孵化しなかった。消灯後30分たってからPHをやっと止めたことも影響したと思う。すくい始めたのは10時ですくえたのは10匹強ぐらい。いつものようにプラケースですくい、このために設置した40cm水槽に浮かべ、ワムシを投入した。今朝は昨夜ワムシをすでに入れているため、何もせず。28日目の稚魚のプラケースが茶苔だらけになったので交換。もう成魚同様何の気使いもなく、プラケースからプラケースに流し込むだけ。

帰宅後も特に何もせず。昨夜の稚魚が何匹か底に横たわっている。昨夜は消灯したが、今晩からは24時間点灯することに決めた。
今晩はちゃんと孵化するように消灯時間は変更しないつもり。

10月22日
昨夜はいつものように10時消灯、11時採集開始。沢山孵化してました。でもプラケースの中に上手く集まらず。結局プラケース2つとそれから計量カップで1つ救い上げた。全部で80〜100匹ぐらい。プラケース一つは40cm水槽に浮かべ、もう一つはそのまま本水槽に。計量カップ分は昨日採集したプラケースに追加した。

結局40cm水槽に2つと本水槽に一つ、計3つの稚魚プラケースとなった。昨日採集し40cmに浮かべた分は前回同様ブラインのみでの飼育にチャレンジすることにした。本水槽上のプラケースにワムシを加えて、昨日はおしまい。

今朝プラケースを覗くと結構☆になっている稚魚がいる。何回やっても稚魚を無事にすくうのは難しい。とりあえずブライン飼育の稚魚ケースにブライン幼生を、本水槽上のプラケースにワムシを追加して、出勤。

帰宅後40cm水槽に浮かべているプラケースを覗くとやはり大量に☆が。。。ブラインのみのプラケースで6匹、ワムシも入れている方で10匹となっていた。本水槽にあるプラケースは照明の関係で中がよく見えず、数えるのは明日にする。2日目ですでに4分の1とは。。。まだまだすくい方に問題があるのかもしれない。底面掃除というより、☆の稚魚をスポイトで吸いだして、ワムシを大量に追加。

10月23日
40cm水槽は底面が黒のプラスチックであるため、稚魚が見つけづらい。昨日40cm水槽に浮かべているプラケースの中に残っている稚魚は計16匹と書いたが、もう少し残っていそうだ。昨夜に続いて今朝もワムシを追加。なんか初日にいれたワムシの量が少なすぎたようだ。☆になって白くなっている稚魚を吸出す。本水槽上のプラケースに入っている稚魚も数をかぞえるのが難しい。20匹ぐらいかな。

前々回孵化の稚魚13匹は遂に1ヶ月目の誕生日。おめでとう!乾燥餌への移行が遅れているので、折角の誕生日だが今朝はシュアだけ上げてお終い。
会社帰りに
へ。
するとそこへ偶然さんが。またアクアの話を色々聞かせていただきました。

帰宅後40cm水槽を覗くとワムシを上げている方は残り2匹になっていたので、ワムシごと本水槽のプラケースへ移動。40cm水槽上はブライン飼育のみとなった。ブライン飼育の方もあと5,6匹か。

10月24日
3日目の稚魚は又☆だらけ。ブライン飼育で5匹ぐらい、本水槽上で10匹ぐらいかな。前々回に孵化した稚魚が比較的順調に行ったので、ちょっと気が緩んでいるのかもしれない。今回の失敗の原因を敢えてあげるとするなら、まず1日目の孵化の時に無理やり消灯時間を変えたこと。これによって本来孵化すべき時に孵化できなかった稚魚が早めにヨークサックを使い果たしてしまったのだと思う。あとはワムシの濃度が最初低すぎたこと。やはり孵化日から3日間と変態期の飼育は難しいと思った。

10月25日
4日目にして壊滅状態。残ったのはブライン飼育の5匹ぐらい。本水槽上のものは全滅。産卵の周期としては昨日が13日目で産卵してもおかしくなかったのだが、昨日今日と産卵なし。一応カクレメスのお腹は膨れているし、オスも掃除をしているので、明日ぐらいかな。

10月26日
5日目の稚魚は3匹ぐらいしか残らず。他は特に33日目の稚魚は相変わらず、乾燥餌には反応せず。カクレメスは夕方産卵した。産卵の感覚が若干伸び13日目から15日目になった。

10月27日
ブラインしか入れなかったプラケースの中にまだ稚魚が3匹ぐらい残っている。ヨークサックは2,3日で使い果たしてしまうので、これらの稚魚はブラインを食べて生きていることになる。このことからワムシを使わなくても稚魚を育てることが出来ると言えるだろう。ただ全ての稚魚がブラインを食べられるわけではないと思う。というか殆どの稚魚はブラインを食べられずに飢え死にしたのだと思う。


6日目の稚魚は数が少なくなったし、目も見えるようになった頃なので、34日目の稚魚と同居させることにする。ペットボトルのキャップで6日目の稚魚を3匹すくって34日目の稚魚がいる本水槽のプラケースに入れる。
40cm水槽は撤去。
(白いペンのようなものはスポイト)(ミッキーの定規との比較)

1日にさんから頂いたウミキノコが活着したと思うので、縛っていた紐を解く。両端が折り返えそうとしているように見える。
(解く前)(解いた後)

10月28日
3匹残っていた稚魚は全部☆に。気を取り直して、来週の孵化に期待することにする。こううまく行かないと3回目の孵化で今生き残っている13匹の時とはどう違ったのだろうかと自問してしまう。一番の違いは準備と心構えかもしれない。次回は初心に返り、ワムシも十分に準備し、40cm水槽は使わず、本水槽にプラケースを浮かべることにしよう。


帰宅後水槽を見ると何とあの13匹の子豚じゃなくて、稚魚のうち1匹が☆に。。。残り12匹になってしまった。


10月29日
今朝グリーンのシャコガイを移動させようと持ち上げた時に、活着している貝柱のようなものが千切れてしまった。そのシャコガイはライブロックから落ちそうになっていて、しかも他のシャコガイの上に乗っかっていたためそうしたのだが、☆にしてしまいそうで心配。数ヶ月前にもお気に入りだったシャコガイを無理やり移動させようとして同じことをし、☆にしてしまった教訓を生かせなかった。うちには苔取りのためシッタカが結構多く入っているがそれがシャコガイやミドリイシを動かしてしまう。苔取には働き者なのだが、悪い癖を持っている。

最近ハタゴ君が随分大きくなった気がする。近隣のミドリイシやウミキノコに接触し、困る。


帰宅後未だにプラケースに居るスミレ幼魚に餌をあげようとしたら、横たわって息が荒い。明日の朝には☆だろう(ToT)。


10月30日
スミレは息があるものの横たわっている状況は変わらず。パラケンはうちの水槽では難しい。。。シャコガイは外套膜を大きく開いており、貝柱がちぎれた影響は今のところ見えない。週末旅行に出かけるだけに、心配ではある。

4月頃発見したサンゴイソギンが随分大きくなった。2cm強ぐらい。半年前には5mmぐらいだった。他の場所にも5mmぐらいのサンゴイソギンを発見。


帰宅後水槽を覗くとやはりスミレ幼魚は☆に。。。

37日目の稚魚はやっと泳ぎになれたようだ。ただなかなか乾燥餌に慣れないので、栄養の偏ったブラインは完全に止めて、乾燥餌とコベポをあげて見た。あんまり食いつきは良くない。上から見ると痩せている様にも見える。

10月31日
今日で孵化後38日目を迎えるはずだったカクレ稚魚12匹が全滅した。。。。

今朝水槽をを覗くと稚魚が入ったプラケースの水が濁っているのに気が付き、覗き込むと。。。。

昨夜入れたコペポが原因であるのは明白。いや冷凍エサであるコペポを入れたままにした私に原因がある。稚魚を入れたプラケースは一応通水する穴を開けているが、その穴からワムシが流れ出ないように、ワムシを通さないほど細かい目の布を張っている。そのため通水が非常に弱い。それを十分認識していれば、コペポは昨夜のうちに回収すべきであった。それにしてもコペポというより冷凍エサがこんなに水を汚すとは。知らなかったでは済まされないが、こんな簡単なミスで苦労した稚魚を失うとは。茫然自失である。



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