2003年9月
いまだに水質は安定しないし、照明も決まらない。これだけ魚を入れて、餌をやっていたら当たり前か。今のところ毎日の水換えで凌いでいるが、対策を施さないと。無脊椎水槽ならぬ、無節操水槽状態である。会社の帰りにショップによるとどうしても何か買ってしまう。

9月2日


ケントロもフレーム、ポッター、マルチカラーと揃い、更にシテンヤッコの幼魚までいるので、限界なのだが、何かペアが欲しくてしょうがない。シテンは大きくなるのでだめだが、ケントロなら一組ぐらいできないだろうか。

今の序列ではフレームがトップでポッター、マルチカラー、シテンヤッコ。フレームをペアにしようと思ったが、もしペアになったらより縄張り意識が強くなりはしないか。今居るフレームが雄かメスかもわからないので、掲示板で聞いてみる。どうやらメスのようだ。ケントロ(フレーム)は小さいときは皆メスで優位個体がオスになるらしい。強いほうがメスになるクマノミと逆なんだ。これだから海水魚は面白い。それからフレームの場合、臀鰭が尖っているのがオスで、丸いのがメスということ。メモ、メモ。。

でもこれ以上水槽に魚は入れられないよな、やっぱり(好気)ろ過をもっと強化しなくちゃ、などと考えながら、会社帰りにショップ(バリアリーフ。HPなし)によって見ると、いました。ポッターのSSサイズ。今いるポッターよりも一回りは小さそう。
もうそろそろロリロリ個体のシーズンも終わりそうだし、などとわかったようなわからないような理屈をつけて、お持ち帰りしてしまいました。

うまくペアになってくれないかな。

9月3日

ここ2、3週間毎週水曜日のマニラ便でスミレヤッコのベビーが入荷している。「飼いたい!」というか「買いたい!」というか。。。実は2週間前に1度2匹一度に購入した。でも1週間で2匹とも☆に。。今のうちの水質ではスミレやシマなどのパラケントロピー属は難しそう。今日もショップに行く前に「絶対買わない」と決めてから、行ったのだが、危うく買ってしまうところだった。今日は代わりにシャコガイをお持ち帰り。ゴールドが入っていてとてもきれい。

(写真では今ひとつですが、実物はずっときれいです)

9月6日

ついにHPオープンしました。トップページでは7日となっていますが、実際には6日の夜オープンしました。うれしい。


9月7日

普段はショップへは平日しか行かず、行ったとしても子供と近所のぐらいにしか行かない。土日に単独行動をとろうものなら、家内の機嫌が著しく悪いためである。「世界平和」じゃなくて「家内平和」を守るためにも大事なことなのだ。でも今日は前々から特別に許可を取っており、行ってきましたへ。今日のお目当てはオーデリックのメタハラ250W、新品コーラルグロー玉付きでなんと5万円です。これが抽選で1名が買えるというものです。250Wのメタハラ欲しいんです。

それでも一人では行けず、長男を連れて1時の開店と同時にお店へ。私達の前には2人しか並んでませんでした。しめしめ。。。オーデリックの抽選は2時からなんでが、1時の開店に間に合うように行ったのはクリスマス島のフレームが先着5名には2200円というのをゲットするためでした。他にもポッターが同じく先着5名に2200円でした。開店と同時にお店の中へ。水槽を覗くと居ましたフレーム君。でも大きさが大きめのものばかり。そこへ目に留まったのが10円玉ポッターです。

うちにはすでに2匹のポッターが居り、その2匹は寄り添わないまでも追い掛け回すことはないという間柄。でもこれにもう一匹加えたら。。。来る前に何度も考えたことです。無理だ、無理だ、無理だ。でも10円玉ポッターが目の前に。などと考えているうちに、「これお願いします。」くっ、口が勝手に。。やってしもうた。

更にクリスマス島の真紅に勝てず、「その一番赤いフレームもお願いします。」

というわけで、見てください。まず10円玉ポッターです。
10円玉がなかったので5円玉との比較です。

これだとポッターの顔が見えないので、別の写真を。


でも早速一番大きいポッターがちょっかいを出しに着ました。これからが心配です。クリスマス島のフレームはこちら。

ビニール袋の中に入っているのがそうです。早くもこの水槽のボスであるフレームが威嚇しに着ました。こちらも前途多難な感じです。こうしてみると前から居るフレームもクリスマス島のものに見えますが、こちらはマニラ産だと思います。

これを読まれている賢明な方々はすでにお分かりでしょうが、照明の方は抽選に外れてしまいました。10円玉ポッターもクリスマス島のフレームも可愛いんだけど、嵐を予感させるようなそんな不安が。。。。

で、やっぱりオーデリックは抽選に外れてしまいました。残念。現在はずしているME150を玉を換えて使い続けるか、250Wの照明を購入するか、財布と家内の顔色をにらみながらの長考は続くのでした。

ちなみにクリスタルラグーンさんのお店に伺うのは実は今日が初めてでした。円形の綺麗な水槽もあり、なかなかのお店でした。

9月8日

朝起きて直ぐに水槽を覗いて見る。なんと10円ポッターの隔離ケースが外れている!

ポッターを探してみると、居ました、水槽の角の狭〜い隙間に。
(写真真ん中の赤いのが10円ポッターです)
他の2匹のポッターは追い回すわけでもなく普通にしています。結果オーライだけどとりあえず大丈夫みたい。

一方フレームは朝からアタ〜ック。

こちらは難しそう。昨日は餌を食べてたのに今日は拒食症ぎみ。これは体力のあるうちに放した方がいいかもしれない。でもこれだけ執拗なアタックを直接受けるのも危険なのでもう一日だけ隔離ケースにいれたままにすることにする。

それからこちらは孵化まじかのカクレの卵。明日夜産卵予定なので既に目玉が見え、銀色にきらきら揺らめいている。孵化は3度目だがなかなかうまく行かず、これまでは最長5日間しか孵化後は生きていない。大体孵化後3日以内に大半が死んでしまうので、一番大きな原因はすくう時のショックだと思っている。今までは米を計る1合のプラスチックカップを使っていたが、クマノミの孵化を何度も成功されているの矢野さんにお聞きしたところ、「底の浅い」カップを稚魚の密度によって使い分けるのがいいそうだ。早速明日の夜に実践してみたい。

(カクレの口の先にあるのが卵です。クリックすると拡大します)
明日の夜が楽しみである。


9月9日

何故だ!!!朝起きて直ぐに水槽を除いてみると。。。
昨夜あったカクレの卵がない!

本に孵化の日は一定と書いてあったので過去2度の孵化と同様に産卵後10日目だと思っていたのに。3回目の孵化は不戦敗となってしまった。もしかしたら産卵日を間違えていたのかもしれない。矢野さんにせっかくカップのことを教えてもらったのに。。。最近水槽の中をいじりすぎているため、4回目はないかもしれないな。

クリスマスフレームは相当ストレスが溜まってきているようで、餌をついばまなくなっている。体力のあるうちに隔離ケースから出すことにする。早速フレームボスが挨拶に行っている。頑張って仲良くしてくれよ!

10円ポッターとポッターSSが共に今朝の餌さやりの時に顔を出さなかった。ふ〜。

帰宅してすぐに水槽を見ると「あれ?」なんとクリスマスフレームが水槽の真ん中を泳いでいる。フレームボスかと思ったが、その色は間違いなくクリスマスフレームだ。フレームボスとクリスマスフレームが近くによっても互いを無視するような感じである。なにがあったかしらないが、フレームボスはクリスマスフレームの存在を許容したみたいだ。混浴って本当に不思議ですね。

やはり10円ポッターとポッターSSは姿が見えない。やっぱりだめかな。

魚にばかり気を取られていたが、最近、シャコガイの調子が上がってきた気がする。特にこのシャコガイがお気に入り。きれいでしょ?
(クリックすると拡大します)

9月10日

クリスマスフレームにちょっぴり元気が無いように見える。餌の時に他のヤッコやクマノミは何時も餌が落ちてくる場所で乱舞するのだが、クリスマスフレームはまだ餌の落ちてくる場所がわかっていないのか、他の魚の乱舞には無関心のように泳いでいる。ちょっと心配。

10円玉ポッターとポッターSSも姿が見えず、やっぱりだめかな。

先週買ったシャコガイの置き場所を変えてみた。hiroyukiさんも書かれているが、シャコガイは上から見るのが綺麗だ。

照明をちゃんとしないとミドリイシを追加で入れる気にならない。150Wの集光にするという選択もあるが、もし失敗したら後悔しそう。けど、250Wは値段が高いんで躊躇している。ちょっとハイペースでケントロをたくさん入れたので、新しいものを買うのは少しお休みか。

会社帰りにに寄る。今日はマニラ便の日。ここ3週間ほどスミレの幼魚が入ってきていた。今の水槽の状態では絶対買わないと決めているから行かなければいいのだが、足は自然にショップに向くのだ。居ました。3から4cmぐらいの個体が2匹。他にも5から6cmぐらいのスミレ、4cmぐらいのアフリカンFBがいた。スミレの幼魚はちょっとやせ気味。厳しい環境で送られてきたのだから当たり前なのだが。サンゴも特に綺麗なものはなかった。

帰宅後水槽を見るとクリスマスフレームはちゃんと出てきた。とりあえず安心。
クマノミの稚魚のために湧かしているワムシの水換えをした。

イソギンチャク購入ガイド」をとりあえずアップ。少しずつ校正して行こうと思う。

9月11日

クリスマスフレーム、フレームボス、ポッター、マルチカラー、シテンSSと朝の点呼。やっぱり10円玉ポッターとポッターSSは出てこない。合掌。

うちは朝だけ私が直接餌をあげて、後はフードタイマーで残り3回あげている。ただフードタイマーの出口を絞っているため、実質的には朝の給餌が1日の餌の半分以上という感じだ。K氏の手乗りまではまだまだだが、夜岩陰に隠れていても私姿を見ただけで、出てくるようになった。

先月家内がバルサンを焚いた時にフリソデを除くエビが全滅して以来、キイロオトヒメしか追加していないので、そろそろエビでも入れるかな

会社帰りにハセガワによる。ケントロは3cmぐらいのスミレ幼魚2匹とカリビアン、フレーム数匹。他には大きめのアケボノハゼが入荷していた。エビはスカンク多数、マーブル数匹、アオムネオトヒメ2匹といったところ。Wソックスが珍しく居なかった。今日はパス。

9月12日
朝の点呼、よし。え、いつも一番に出てくる式根島土産のミナミハコフグが出てこない。いつものようにシュアーのスプーンを見せても水槽の角にじっとしている。ん〜、コリャやばい。水流が強いうちの水槽で疲れちゃったのかな。夜には対策を施さなくては。

カクレメスのおなかが気のせいか大きくなってきた。4度目はあるんだろうか。産卵管がまだ出てきてないが、オスもいつもの産卵場所の掃除を始めている。

ライブロックの裏にいるので気がつかなかったが、ブラッククマノミが住処にしているタマイタの調子が悪そう。気のせいならいいのだけど。
帰りは久しぶりにへ。HPで買ってはいけないロリロリのケントロがいることが分かっていたので足が遠のいていた。今日はフリソデの餌であるコブヒトデを買わなきゃいけなかったので。ここは他よりもコブヒトデが安いので貧乏性の私はついついここで買ってしまう。到着して水槽を覗くと。。。居ました。ロリロリだらけです。10円玉サイズのフレームやキイロハギが3,4匹、マルチカラーも同じようなサイズが2匹、アポゴンまでロリロリでした。他にもスギノキなど綺麗なミドリイシが、沢山あるので、早く帰ろうとしたのですが、久喜さんがお客さんと電話でずっと話中。久喜さんの電話が終わるのを待つこと20分、買ってはいけないものを買う気になってしまいました。何を買ったかは余りに節操がなく、恥ずかしいのでここでは内緒です。


9月13日
朝水槽を見るとフリソデが、早速昨日買ってきたコブヒトデを襲っていた。お腹が空いてたみたい。

式根島土産のミナミハコフグがフラフラと泳いでいた。昨日の夜は隠れて出てこなかったのだが、今度は簡単に手ですくえた。いつもはすばやくライブロックの影に隠れるのに。隔離ケースに入れ、シュアーを入れても全く反応しない。隔離ケースのそこに沈んでいるだけである。益々不味い。今日は朝から外出の予定なので、仕方なくそのままにして、外出する。

帰宅後ミナミハコフグを見ると鰭を全く動かさなくなっている。体に白いものが付いているし。隔離ケースの上からコップで水を入れてみる。水流に流されている。☆になってしまったのだ。合掌。

このミナミハコフグは忘れもしない7月23日に式根島で自分で採集したものなんです。最初は餌付かず、そのまま☆になってしまうのではないかと思っていたのですが、1週間で餌付き、それからは毎日私の顔を見ると餌をくれと愛嬌を振りまく、家族の人気者だっただけに、本当に残念です。ハコフグは可愛いので是非また飼いたい。

え?そもそもハコフグを混泳させるのが、間違ってる?そうですよね。ハコフグやタツノオトシゴのような魚はPHが3台も4台もある水槽では可哀想です。驚かせたり、いじめられたりすると強烈な毒を出すし、それで水槽を崩壊させたっていう話も聞いたことがありましたが、うちのは死ぬときには毒は出さなかったようです。うちのがたまたまそうだっただけかもしれませんが。私も最初は餌をゆっくり食べられるように、また強烈な水流で飛ばされないようにと隔離ケースで飼ってたんですが、脱走されてしまい、以来捕獲出来なかったんです。(いいわけ)。ちなみにうちにはこんなのもいます。これについては又別の機会に。
(さてこれはなんでしょう?)

カクレメスのおなかのふくらみが目立ってきた。これは4回目がありそうだ。


9月14日

カクレメスのお腹はさらに大きくなり、産卵管が出てきた。
(中央の白い帯の下から出ている短い管が産卵管です。クリックすると拡大します)
産卵間近で気が立っているのか、他のクマノミを威嚇している。人間と同じですね。

夕方換水しようと水槽を見ると、お〜、いつもの場所に産卵完了してました。

9月24日水曜日孵化予定です。

9月15日

昨日はThe Reef Aquariumのデルビーク氏が来訪したらしいですね。MLで見てたんですけど都合が悪くていけませんでした。私ごときでは会えても何を質問できるってわけでもないしね。(負惜しみ。本当は一緒に写真に写りたかったです)。

今日は何もないって書こうと思ったのが、夕方水槽を見たとき、私の姿を見ると何時も一番に出てくるシテンヤッコSSが見当たりません。たまたまだったら良いのですが。

9月16日

今朝の餌やりの時にもシテンヤッコは出て来なかった。合掌。こう合掌が続くとストレスになる。一昨日胃カメラを飲んで、胃に問題が無いのを確認したのに、朝から胃の調子が悪い。

根本的な<水質>問題に目を向けないと。実は昨夜水質検査をすると案の定、亜硝酸が反応した。テトラで0.3ぐらいだ。0.3刻みは余りにもおおざっぱなので、今日レッドシーの検査薬を購入。比色表のどの色も出ないで透明のように見えるが、あえてこじつけると0.1か0.2ぐらいかな?水道水だと0を示す黄緑色がはっきり出たので、いづれにしても亜硝酸があることは間違いない。

アンモニア、硝酸塩はゼロ。関係ないけどKH7、Ca375だった。外部フィルターでこれだけの魚、特にケントロを入れるのは無理があるんでしょうね。なんか対策を考えないといけない。亜硝酸を減らすバクテリアを特に繁殖させるのにいい方法とかないかな?どなたかアドバイスお願いします。m( )m

今日は会社帰りにへ。昨夜、ネットで魅せられてしまったコンゴウフグSS(1.5cm)を取りに行った。今日は定休日なので引き取ってすぐに帰ろうと思ったが、お店に入っていくと金井さんがお客さんと話中。奥の魚水槽へ。コンゴウフグを探したが水槽に居ないので、他のところを見ると4cmぐらいのシマヤッコが。。。なかなか見ないミニサイズ。とっても可愛い!ん〜どうしようかな。「こんなサイズなかなかいないぞ〜(悪魔の声)」「今のうちの水槽に連れて来たら可愛そうだ(理性の声)」。そして睨めっこすること20分。最後は昨夜の水質検査とまだ飼育ケースに居る秘密のxxxのことを思い出して、断念した。危なかったです。他にもそれよりやや大きいシマヤッコが2匹、ポッターも小さめのが数匹いた。とコンゴウフグは。。。居ました。濾過槽に流されてました。でも体も綺麗で元気そうだったので、2匹居たうちの小さい方を貰ってきた。


可愛いっす。家内と子供にはやっぱりフグが抜群の人気です。

9月17日
今朝も全員集合。昨日お持ち帰りしたコンゴウ君もシュアを食べている。ただ口が小さいのでシュアSでも大きすぎという感じ。

秘密のXXX君はまだ恥ずかしがり屋で、ブルーのコップの中に隠れがち。このまま隔離ケースで飼うか、水槽に放つか、悩むところだ。
(なんだか判りますか?)

カクレの卵の色が変わってきた。



今日はヤノラーKさんと初めてお会いしました。ネット上で知り合ってからはや半年以上。初めて会ったのに初めてじゃあないような変な感じでした。今度は一緒にショップ周りをしましょうね。

9月18日

とりあえず、全員集合。

「とりあえず」というのは、どうやらうちの嫌気濾過機能が上手く働いていないようで、「硝酸塩の亜硝酸への還元」が起こっている疑いが強くなってきたためである。水質が不十分であればいくら今日全員集合していてもあまり嬉しくない。で「とりあえず」である。

好気濾過がOFの場合は、こういったことはないようであるが、うちは床の強度の問題からやむをえずPFを使うしかない状況なので、好気濾過機能が弱いのは分かってはいた。ちなみに好気濾過にはエーハイム2235と2224といういづれも3Lの濾材収容能力(計6L)を持つものを使っている。ただ上手くいっているC氏(120cm水槽)が2260(濾材容量18L)を使っていることを考えると容量を13.5L、つまり今の倍以上にすることも考えられる。

うちは嫌気層の流量を高め水槽内の飼育水が嫌気層へ流れ込むことを促すことや水質向上、不足要素を加えることなどを目的に毎日5〜20Lの換水をしている。換水はPFのダブルタップを外してそこから嫌気層の水を抜く方法である。これはヤノシステムでも嫌気濾過を活性化させる方法として半年、或いは年に一度行うことを推奨している。ただその際に毎回硝化水素の硫黄の匂いがするのは、嫌気濾過が十分に機能していないからではないかという指摘を以前から頂いていた。それが、水質検査によりアンモニアと硝酸塩がゼロなのに亜硝酸が存在していることが判明し、嫌気濾過の調整が出来ておらず、「硝酸塩から亜硝酸への還元」が起こっているのではないかという疑いが強まったわけだ。

どうしたらこの状況を改善できるか、よく検討したい。


9月19日

今朝水槽を覗くと「なんか景色が違うな」、と、ミドリイシがイソギンチャクの上に転落してます。ショ〜ック。勿論、ハタゴイソギンチャクの強い触手に触れられたミドリイシは白化(涙)。イソギンチャクもミドリイシに乗っかられた部分だけ縮んでいる。ミドリイシはともかく、イソギン君は回復するでしょう(楽観)。魚君たちは皆元気です。

帰りはハセガワへ。スミレ、アフリカンFB,やや大きめのシマ、フレンチ、ウズマキなどなど、大量入荷中、って感じでした。何か安い珊瑚でもないかなと思っていったのだが、目に留まったのはスミレSS。。。。先週の水曜日からすでに1週間以上いるとのこと。3cmぐらいだ。それからニシキヤッコ。大きさは5cmぐらいで普通だが、ラインの青がメタハラに映えて綺麗だ。シマは7〜8cmぐらいでちょっと大きすぎだった。濾過に問題あるのに魚を買うなんて人間性を疑われるかもな。。。


9月20日

フリソデエビはいまだに1週間前と同じ場所でコブヒトデを食べている。1週間でやっと半分ぐらい食べたかな。コブヒトデしか食べないって言う食性は面妖だが、体色がとても綺麗だ。


12日にで、購入した生体は

です。え、どれだかわからない?写真をクリックしていただけると拡大します。昨夜隔離ケースから出したのですが、先住者(マルチカラーS)のとても執拗な虐めにあり、再回収を試みましたが、失敗しました。このままでは☆になると思いましたが、回収できない以上どうしようもありません。こんどは電気を真っ暗に消し、マルチカラーSSが時間を稼げるように配慮しました。朝起きるとマルチSSはなんと水槽の真ん中の空間に!どうやら同じ水槽のマルチSの執拗な攻撃をかわしたようです。ん〜、強い。
魚をさらに追加してしまったため、コバルトなどをショップに返そうと企んでいますが、いまのところ失敗続きです。


9月21日

魚捕獲作戦だが、すでに「単純にすくう」「つり道具で釣る」を経験してしまった水槽だけに、なかなか難しい。今日もつりをしてみたが、餌に食いつこうとするのボスであるフレームやカクレメスぐらいしか寄ってこない。目標の巨大化してしまったコバルトやクマノミたちは警戒して近づかない。何か作戦を考えなければ。

マルチカラーSSは相変わらず攻撃を受けているものの、すっとすぐに水槽の真ん中の空間に戻ってくる。健気です。こんな水槽に連れて来てごめんね、マルチSS君。

いまのところ優先順位としてはまず水質改善なのだが、その次に照明強化を考えている。早速例の式〔(全水量x温度差÷24時間)+熱損失(照明器具・ポンプその他x0.86)〕x1.2を使ってうちのZC500でどこまで照明を強化できるか計算してみた。水量を甘めに見積もり、温度差は10度にしても必要カロリー数は334kcal/h。すでにZC500の熱交換量320kcal/hを上回っているという計算だ。この式って前項の部分では(÷24時間)と時間の単位を導入しているのに、24時間つけない照明には時間で割らないのはなぜなのだろう。また水中にあるPHをまるまる熱損失に計上するにしても、水の外にあるクーラー用ポンプなんかを100%算入するのはなぜなのだろう疑問の思う。メタハラの分を3分の1(8時間点灯)とすると合計500WまでOKである。実際、ZC500相当のクーラーで照明を250Wと150Wつけている人もいるので、そのぐらいまでならどうにかなりそうである。こんなことなら最初からZC700を買って置けばよかった。クーラーの付け替えって大層大変そうだよね。

カクレの卵は

銀色の目玉が目立ってきた。前回絶対10日目という予断を持っていて失敗したので、今回は予断なく7日目以降万全の準備をと思っている。一応今日が7日目なので、稚魚をすくう準備をする。うちはいつも蛍光灯がタイマーで10時に切れるので、それから全てのPHとポンプを止め、真っ暗にして1時間ほど待つ。孵化していたら明日ご報告します。

9月22日
昨日はやはり孵化はなかった。しかし、オスがとっても一生懸命卵に水流を送っているのを見ると何時孵化しても可笑しくないような感じである。今日も孵化待ちの体制を取る予定。

今回の孵化後の稚魚飼育のために使う予定の器具は、小さ目のプラケース。初回の時には5L強のもの、それが次には4L、今回は2.8Lである。小さくする理由は、稚魚が餌(ワムシ)を見つけやすくするためである。大体自分の体の大きさと同じぐらいの範囲に餌がないと捕捉できないという。そこに小さい穴を開けて、水を加えるとそこから流れ出るようにしている。水換えなどが容易に出来るためである。孵化から数日間は水換えの必要がない。穴は錐で開け、その穴にワムシを濾しとるために購入した布地を張っている。


孵化した稚魚をすくうのにはこれを100円ショップで購入した。



直径15cmとやや大振りだが、口の割りに底が浅いのが選んだ理由である。さて後は孵化を待つのみである。


9月23日

他の方の掲示板で告白してしまいましたが、19日に購入したのは5cmぐらいのニシキヤッコと3cm弱のスミレヤッコでした。謹んで告白させていただきます。スミレが神経質な魚で飼育が難しいのは知ってましたが、ニシキは実は大人しいという程度の認識しかなく、メタハラの光にきらきらと光るブルーのラインがとても綺麗だったため、お持ち帰りしてしまいました。とても神経質だということが判った以上、長期の隔離ケース飼育しかないと思っています。

今日は墓参に行ったため、捕獲作戦は休止です。


9月24日

昨日夕食後、孵化の前にもう一度基本に戻って、WilkersonのClownfishesの孵化のパートを読み直した。フムフムと読んでいると孵化した稚魚をすくうところで、「できるだけ泳がせて、すくわない」と書いてあった。ぴ〜ん、と来た。折角、小さい飼育ケースを使うんだから、ボールなんかですくわないで、プラケースでそのまますくったらいいじゃん!

ということで、方針変更。プラケースと針金の間に牛乳パックの切った紙を挟み込み、プラケースを水槽全面と隙間なく設置。そして、プラケース内に光を当てると牛乳パックで光がプラケース内にしか当たらないので、自然とプラケースの中に、稚魚が集まってくるという仕組みを考えた。
(上がプラケース、下がプラケースをカバーする大きさにきった牛乳パック)

(こんな感じで針金とプラケースの間に挟んだ。牛乳パックはこちら側だけなので、反対側から懐中電灯を当てると光はプラケースの中に留まり、稚魚がプラケースの中に集まってくると考えた)

これは貰った(と思った)。これですくう時のショックは半減いや殆ど無いといっていい。フフフフフ。。。である。

昨日は産卵後9日目であったが、(やっぱり)孵化した。水槽の蛍光灯が消えた午後10時にポンプを全て止め完全に真っ暗にし、孵化体制に。11時に水槽内を懐中電灯で照らすと、いました!!

さっそく、プラケースを慎重に水槽に入れ、プラケースの中を懐中電灯で照らしつづけること10分ぐらい。(プラケースについている発泡スチロールを水中に無理に沈めているため)プラケースを抑える手が疲れてきた。プラケースの中に入っている稚魚の数はその間に増えたり、減ったり。痺れを切らし、30匹ぐらい入っているところで、徐々に力を抜き、プラケースが自然に浮かぶように。


やった!ほぼ移動ショックなしで稚魚の隔離に成功した。

水槽の中を再び懐中電灯で照らして見ると、まだまだ稚魚がいる。う〜ん、これでまたコップですくって隔離ケースにいれると折角、移動ショックなしで隔離に成功した稚魚も新たに入れるコップからの水で激しい水流に曝されてしまうんだよね。でもやってしまった。プラケースと同じように牛乳パックを輪ゴムで止めて、反対側に光が行かなくなったコップのなかを蛍光灯で照らすと、10分ぐらいで10匹ぐらいがコップに入った。それを慎重に、慎重にプラケースへ流し込む。これで打ち止め。

まだすくわれずに残っている稚魚はざっとすくい、たつのおとしごなどがいる別の隔離ケースへ。ここへはワムシやブライン、コペポなどプランクトン系の餌を入れるところなので、万一もしかしたら、生きられるかもしれないし、少なくても水槽内でPHの激流に曝されるよりはましという判断。


今朝、期待を胸に水槽を見ると「が〜ん」、ほとんどがプラケースの底にへばりついてる。1,2回目とあまり変わらない。底にへばりつかずに泳いでいるのは10匹ぐらいだけだ。Wilkersonの本によると上部から光を当てている時にその光が強すぎるとその光から逃げようとして、底に向かって稚魚が泳ぐということが書いてあった。でも上から当てている照明はないので、これは該当しない。
(白くぽつぽつ見えるのが底にへばりついている稚魚)

移動ショックは殆ど無かったと思うのに。
ライト点灯時のショック?これも蛍光灯の灯影から外れており、問題ないはず。でも光のせいかもしれないと思い、昨夜稚魚を拾った後にはずしていた牛乳パックを再び、プラケースに着けて置く。これでまぶしさは相当減るだろう。

本当は今朝でもよかったワムシの投入は昨夜のうちに終わらせておいた。今朝改めてみると結構いい濃度になっていると思う。クロレラがそこにたまり気味。ワムシが多すぎて稚魚が酸欠か?念のため、コップ半分ぐらいの水槽水を加えておく。これでプラケースに開けた穴から古い水が同量排出される。

昨日プラケースで直接すくうというアイデアを思いついた時は「これで今回は成功だ」と思ったのだが、そんなに簡単ではなかったようだ。

帰宅して水槽を見ると「あれ?まだ結構居るじゃん」。今朝はほとんどが底にへばり付いていたのに。牛乳パックを再装着したのが奏功したのか。牛乳パックは溶けると心配なので、プラスチックのファイルケースを切ったものと差し替える。

昨夜孵化したのは大体3分の2ぐらい。3分の1は残ったままで、カクレオスはまだ孵化していない卵に新鮮な水流を送っている。大体孵化が2夜にわたる場合、2日目のは小さかったり、弱かったりして長生きしないという。実際残っている卵は小さめなものばかりに見える。でも折角なので今日も稚魚をすくおうと思う。

9月25日
昨夜、残った卵が孵化した。例によって10時消灯、ポンプストップ、11時採集開始。100円ショップで買ったプラケースに発泡スチロールと光をさえぎるためのプラスチックシートをつけてたもので、直接採集した。

2日目の採集ということもあり、10分ぐらい懐中電灯でプラケースの中を照らし、稚魚を集めただけで、採集終了。20匹ぐらい取れたようだ。2回目の時からキープしている淡水クロレラを与えているワムシが沢山余っているので、こちらにはそれを使うことにする。

淡水濃縮クロレラは2回目の時にワムシと一緒に取り寄せたので、かれこれ5週間もたっている。使用期限が3週間だからね。大分「無理やり」かもしれない。説明書には使用期限切れのものを使うとワムシが全滅するって書いてあるし。実際水槽に入れてみてもマリンクロレラで育てているワムシの動きは活発なのに、淡水濃縮クロレラのほうのワムシは動きが鈍い。

今朝水槽を見ると最初に孵化した方も相当残っている。多分40匹近くいると思う。昨日の朝に見た時はプラケースの底にへばりついていたのに、今は皆中層或いは水面で泳いでいる。一方昨夜孵化した方も、20匹ぐらい元気に泳いでいるが、10匹ぐらい底にへばりついている。これは死んでいるように見える。

採集できたのは結局2日間で約50匹。やはりすくう時のダメージが少なかったことが奏効したのだと思う。


帰宅後水槽を覗くと。。。「見えない。」
光をさえぎるプラスチックシートをつけたため、室内灯をつけてもプラケースの中が暗くて、よく見えない。メタハラが点いている朝は、よく見えたのだが、興和の蛍光灯しか点いていない帰宅後だと、こうなってします。

(ちなみにこんなかんじ。照明の点灯、消灯時のショック緩和のため、灰色のプラスチックシートで光を遮っている)

遮光するのが本当にいいのかは不明。稚魚が生まれてから最初の数週間は24時間照明をつけっぱなしにする方がいいという意見もあるようだ。そうすると24時間食べっぱなしで大きくなるのが早く、照明を点けたり消したりするときのショックもないというのが、理由らしい。うちは稚魚飼育専用水槽ではなく、他の生体も入っている水槽で飼育しているので、24時間時間照明をつけっぱなしというのは難しい。それになんか促成栽培のようで抵抗があるし、光が点いている時は餌も食べるけど、その分泳ぎ回ってエネルギーも使うから、差し引きはそんなに変わらないかもしれないし。

一昨日採集したほうは、ほとんど☆になっていないようだが、昨夜採集したほうは半分ぐらいそこにへばりついて、死んでいるように見える。明朝確認することに。

今日は10日以上水替えをしていないワムシ培養水槽の水換えをする。うちのワムシ培養は5Lのプラケース二つでやっている。
(黒い袋を被っているブラインシュリンプ孵化器を合わせ3つにひとつのポンプで空気を送り込んでいる)

キッチンの一部を占領しており、家族には顰蹙をかっている。

9月26日
今朝、水槽を覗きこむとワムシが多すぎて、水が濁っているようだ。昨日ワムシ繁殖ケースの水換え時に、あまりにもワムシが多いので、一部のワムシを稚魚のいる隔離ケースに追加して置いたのだが、よく見えなかったため、入れすぎたようだ。

そのせいかもしれないが、大量に死んでいたのを確認。底に溜まったワムシに混ざって、死んでいる。合掌。稚魚飼育ケースには小さい穴が一つだけあいており、スポイトで水を吸いだしてもその分、飼育ケースを浮かべている水槽から、ケースの中に水が流れ込んでくる仕組みになっている。

水換えも兼ね、スポイトで底に溜まったものを吸出し、数を数えると、初日分が22匹、後に生まれた方も同じぐらい、で合計40匹ぐらい死んでいたことになる。

一方、生きているのを数えてみると、初日分が40ぐらい、後に生まれた方が、15匹ぐらい、まだ残っている。ということは、当初あわせて100匹も採集していたことになる。思ったよりずっと多かった。数え方がいい加減ですみません。

初日分と2日目分をよく観察するとやはり全体的に初日分の方が大きく、体色が黒い感じがする。2日目分の一部はまだ透明なものもいる。

多すぎるワムシは、スポイトですくい出し、タツノオトシゴのための隔離ケースに入れる。こちらも同じようなサイズのプラケースだが、穴が沢山開いており、水流により水の入れ替えが自然にされている。


今日はに寄ってフリソデエビのためにコブヒトデを買ってきた。ロリロリケントロシリーズはそろそろ終了のようで、今日は1匹もロリケントロは居なかった。代わりに沖縄カクレペアが数組とハタゴパープルが2体。沖縄ハタゴパープルは大体15~20cmぐらいのお手ごろサイズでとても綺麗だった。値段も相応でしたが。

帰宅後水槽を覗く。朝蛍光灯の角度を少し訂正しておいたため、稚魚が泳いでいるのが見えた。1匹だけ底にへばりついているのが居たが、残りは元気である。


丁度一週間前に購入したニシキとスミレSSはだいぶ慣れてきて、私が水槽の前に立つと水面をついばむようなしぐさで餌を催促するようになった。とってもかわいい。


9月27日
カクレ稚魚は初日分が4日目、2日目分が3日目となる。3日目から5日目は生まれたときに付いてくるヨークサックの栄養分が切れ、餌の食べ方をマスターしていなければ死んでしまう時期である。まだ視力が弱いため、餌を見つけることが難しいので、ワムシの濃度が大切である。

今朝稚魚ケースを覗いていると昨日入れた分がまだ十分残っている(と思う)。☆になった稚魚はゼロであった。自信がないのはワムシを食べる動作をしている稚魚が、少ないからだ。ワムシの濃度は


こんな感じなのだが、稚魚は



こんな感じでプラケースの片側(プラスチックシートで覆っている側)に集まっており、壁を突付いているような感じになっている。何でだろうと思い、ライト(蛍光灯)の位置を何度か変更してみたが、特に変化がない。

夕方に覗き込むとあれっ結構☆になっている。初日のほうが5匹、2日目の方が6匹。やっぱりワムシの濃度が足りないのかなと思い、ワムシを少しずつ足しておく。これで初日の分が30数匹、2日目は10数匹残っていることになる。

カクレメスのお腹の張りが目立ってきた。前回の産卵が14日だから、過去2回と同様に15日間隔とすると週明け29日には産卵することになる。


9月28日
昨日に引き続き、大量に☆になった。☆になったのは初日分、2日目分ともそれぞれ10匹づつ。数えてみると初日分が31匹、2日目分が6匹、合計37匹(多分)となった。昨日と同様にプラケースの片側に集まっている。ライトは餌が見えやすいようにと、点灯後にプラケースの真上に持ってきたのだが、あまり餌をついばんでいる様子はない。孵化後5日目、4日目ということを考慮すると原因は餌を取れていないことが有力。ワムシの濃度が気になり、朝と昼2回に分けて、ワムシを追加した。予定よりワムシの消費量が多く、ワムシの培養が追いつかないのではないかと心配している。

カクレメスは午前中に見たときに産卵管が見えてきており、オスが頻りにいつもの産卵場所を掃除していた。夜外出から帰宅すると産卵が終わっていた。今回は前回より卵の数が多く、産卵の間隔が1日短くなった。



カクレ産卵に気をとられていたが、ポッターの様子が変だ。朝の餌やりの時に餌を競争して取ろうとせず、離れたところで餌が流れてくるのを待っている。フレーム2匹も相変わらず余り仲が良くならない。ケントロで元気なのはフレーム親玉とマルチカラーのSかな。



9月29日
2日目分で1匹☆を確認。残り5匹となったので、限られたワムシのことも考え、全て初日分のプラケースへ移動させる。移動にはフィルムケースを使った。稚魚はフィルムケースのような白乳色が好きなようで、フィルムケースを入れると稚魚が寄ってくる。成魚と比べ大きく動くことも無いので、簡単に移動できた。

初日分に☆はなし。ただ、相変わらずプラスチックシートを付けてある方に固まっている。プラスチックシートが薄すぎるのかな。もう少し厚みのあるものに換えてみるか?

プラケースの底に溜まったワムシなどを20分位掛けて吸出し、新しいワムシを追加。一緒にした2日目分でも孵化後5日目となったため、毎日タツノオトシゴ用に孵化させているブライン幼生も餌としてあげてみる。ブラインは余り沢山あげると食べすぎたり、のどに詰ったりして、死んだりするようなので、とりあえず試験的にということで量は少なめにする。ついばんでいるように見えるが、よく分からない。点灯ショックを避けるため、位置をづらしていた蛍光灯をプラケースの真上に移動させる。


昨日生まれた卵は今までで一番量が多い。オレンジ色が綺麗だ。


帰宅後、10分ぐらいスポイトで底面を掃除し、ワムシとブライン幼生を追加する。

9月30日
10分ぐらいの底面掃除でカップ2杯分(400ccぐらい)の水を吸い出したので、大体2割の水換えをしたことになる。その後に、ワムシとブライン少量を与える。ブラインはあまり食べていないのか、昨日のブラインがまだ沢山余っている。出来るだけ昨日のブラインをスポイトで吸ってとなりの、タツノオトシゴプラケースに入れるのだが、半分も取りきれなかった。ワムシも入っているので、このまま大きくなりそう。まあ強化ブラインになったと思えばいいか。

昨日からライトの位置をプラケースの上に固定した。すでに孵化後5日以上たっていたので、視力も上がったとの判断である。今朝は☆になったものはいなかった。最近の傾向を見ていると夜よりも昼間に☆になるものが多い気がする。

またポッターが出てこない。心配である。


帰宅後稚魚プラケースを見ると、「ワッ、ワムシがいない!」。全てブラインシュリンプが食べつくしたのか?1匹づつ見ていくとワムシで腹をいっぱいにしたことを示す銀腹(私の造語:ワムシを食べるとお腹の部分が銀色になる)が多く、ブラインを食べたことを示すオレンジ腹は3,4匹ぐらいしかいないようだ。ということはほとんどの稚魚がお腹を空かした状態にあるということである。これはまずいと思い、一生懸命ブラインシュリンプを取り出すのだが、幾ら掻きだしても取りきれず、最後はプラケースの水が500ccぐらいしか残らなかった。それでもブラインを取りきれなかったので、断念した。その後に大量のワムシと少量のブラインシュリンプを追加した。


今回はワムシの供給が不安だったため、変態期(成体に急激に変わる時期:孵化後8〜12日目ぐらい)より前にブラインを投入したが、もし海産クロレラ培養ワムシが安定的に使えるなら、変態期を過ぎるまではワムシだけの方がいいかもしれない。

翌月へ

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