3日目 6月6日 池間島沖 八重干瀬

今日こそ八重干瀬に行けるだろうと朝は6時と昨日より30分早めに起きた。早速外を眺めると今日は昨日より波が高いではないか(涙)。

昨日がだめだったのだから、今日もだめだろうな。でもこれじゃ何時行けるんだとぶつぶつ言いながらも、気を取り直して、昨日より30分早く朝食をとりにロビーに下りると、レストランの入り口に『7時から』の表示が。昨日も7時前に入ったのでてっきり6時半開始だと思っていた。

またまた気を取り直してプライベートビーチを散歩することにした。

プライベートビーチを歩いていると、そこここにやどかりがいる。早速、ヤドカリ採集。

7時近くにレストランがオープンし、朝食を食べる。ここの朝食は和洋バイキングだが、なかなか美味しい。できればデザートをもう少し充実させて欲しいものだ。

多分今日は中止だろうと思い、確認のため8時前に仲間さんに電話を入れた。すると『今日は行きますよ』との答え。やった〜。

食事から帰ってきた子供たちを早速着替えさせて、8時半にはホテルを出発。

昨日はカーナビを頼りすぎて迷ってしまったため、今日は道路標識に注意しながら運転し、9時半すぎには池間橋に到着。昨日は風が強かったと思ったのだが、今日は風がほとんどない。やはり宮古島の南にあるホテルでは池間島の風は分からないということだ。そのまま『マイグレーション』へ。昨日すでに一度来ているので迷わずに来れた。

すぐに仲間さんと息子さんが出て来て、話をしていると、今日一緒に八重干瀬に行くグループが到着。このグループなんとうちの母(73歳)ぐらいの年齢の方々、4人組。今のお年寄り(失礼)は元気だ。

うちの家族は皆シュノーケルセットを持っており、準備万端。4人組の方々は念のためウェットスーツを借りていた。

準備が整い、船のある漁港に移動。

船は小さめで『これで酔わないかな』と心配になる。特に長男はすぐに船酔いするので、酔い止めを飲ませて入るが心配だ。波がかからない後ろのほうは4人組の方々と子供たちが座り、仲間さんの息子さんは船首に、私と家内はちょうど真ん中に座って、いざ八重干瀬に出発。

池間島から八重干瀬へ行く往路は波に向かってボートを進めるので、どうしても船が大きく揺れるので要注意である。しかし、今回は天候に恵まれ、風もあまりなかったためか、サングラスがなければ目が開けられないほど、波をかぶったのに揺れたという感じはなく、あの酔い易い長男でさえ全く大丈だった。

40分ほどで仲間さんの息子さんが仲間さんと話しをしている。地元の言葉で話しているので全く何を話しているのか分からなかった。息子さんに聞くと『私はここが珊瑚が綺麗でここで留めようと言ったのだが、父が子供がいるのでもう少し浅瀬がよいと言っている』とのことだった。

『子供は大丈夫だから、そこ、行きましょう』と口元まで出かかったのだが、そうだ、楽しい思い出を作るんだ、万一のことがないよう、浅瀬で我慢しようと思ったのだった。

その最初の地点から少し離れたところに停泊した。ここは八重干瀬祭りでも上陸するところだという。


私は家内を待ちきれず、次男を連れて先に行こうと、息子さんに『どっち方面が綺麗ですかね』と聞くと、『あっちとこっちだけど、どこでも綺麗だよ』と、言われた。

ボートから飛び込むとここが別世界であることはすぐに分かった。もうボートの下から珊瑚、珊瑚、珊瑚、なのである。












昨日の池間ロープは今思うと盆栽のようだったのかもしれない。今日の八重干瀬はまさに珊瑚の森だ。360度見渡しても珊瑚、珊瑚、珊瑚である。

やはり人間が住んでいる島から離れている場所にある珊瑚礁だから、近くにゴルフ場が出来ることもないし、良い状態にあるのだろう。ただ、魚は小型のスズメばかりで大型のヤッコやハナダイなどは見られなかった。

しかし、それでも敵はいる。オニヒトデだ。1m近くまで大きくなったものも沢山いた。


サンゴの森を満喫した後、お弁当を食べながら、次の場所へ。

ここはエダサンゴだけでなく、テーブルサンゴも大きなものが沢山あった。なのにデジカメで撮ったテーブルサンゴの写真はこれ1枚。これでメディアが一杯になってしまったのである。残りは予備にと持ってきたインスタントカメラで撮った。


名残惜しかったが、家内が呼びに来た。時間のようだ。

帰りも波しぶきはかかったが、行き以上に船は安定しており、あっというまに池間島に到着。

3時ごろマイグレーションに到着し、でシャワーを浴びて、お金を支払い、仲間さんに何度もお礼を言って出発した。

いつもよりも海から上がる時間が早いので、帰りに前浜を覗いて見ることにした。

こどもたちは車の中で眠ってしまった。

前浜ビーチではビーチバレーの大会が開かれており、人が一杯だった。


ビーチは噂通り。来間橋をバックにしてとても綺麗だ。露店も出ていたのでアイスなどを食べ少しのんびりする。

私は早めの夕食にしたかったのだが、家内はお土産を買いたいというので、市街にもどる。家内は装飾品とTシャツが目当てなのだが、5、6軒廻っても気に入ったものがないという。

そして最後の店の客に聞いた『マックスバリュー』という地元の人が行くお店に行きたいというので、行くことにした。買い物の間長男は車の中で寝ており、次男と私はたこ焼きを食べる。沖縄の揚げているたこ焼きにも慣れて、こっちのほうが美味しいかも、と思った。

家内はそこでも気に入ったものが見つけられず、そこでも地元の客にお店を聞いたらしい。今日は最後まで付き合おうと、家内と一緒にそのお店『サンエー』へ行く。要は地元のスーパーだ。

ここは地元の店なのに旅行客がお土産にするのにも最適な沖縄関連のデザインのものが、値段も安く手に入る。Tシャツだけでなくかりゆしウェアという地元産の生地で作ったアロハシャツに似たシャツがあり、お勧め。

8時近くになってしまったため、帰り道にある『味のみやこ』へ。家内は薬膳雑炊、私は宮古そば、子供たちはカレーとお子様ランチのようなものを頼んだ。ものすごく美味しいというほどではないが、まずまず美味しかった。

今日で宮古島も最後の夜。ホテルに帰ってから大浴場に入った後、ホテルバルコニーから海を見ながらビールを飲んで就寝。

携帯の電源が切れそうだったので、だめもとでフロントに充電器がないかたずねたら、50個ぐらい持って来てくれた。そのなかから自分の携帯に使えるものを探し出し、充電。皆客の忘れ物で取りに来ないものを取っておいて使ってもらっているそうだ。


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