久米島旅行記

2003111日から3日まで23日で久米島に家族旅行に行ってきました。

海へは良く行くのですが、沖縄方面は今回が初めてです。新聞広告で久米島往復、宿泊久米島日航ホテル2332,800円!を見つけたときには、こんな時期で泳げるか心配でしたが、今回は天候にも比較的恵まれ楽しい旅行となりました。(*):普通沖縄でも泳げる時期というのは10月末までらしいです。 日航ホテルでもHPではプールは10月末までとありました。実際にはまだやっていましたが。

広告を見たのは101516日だったと思います。泳げなければこの旅行の楽しさは半減してしまうと思ったため、一番最初の111日出発を選びました。行く前にインターネットなどで調べたのですが、11月に入ると朝晩気温が低くなり、風もあるため、泳ぐのはウェット(ドライ)スーツがあった方がいいと書いてあるところもあり、一方111日なのだから10月同様「まだ十分泳げる」とも思いました。

天候も心配でした。台風が来ないか、雨が降ったら、とも思いましたが、時の運と思いました。実際到着した日の夕方に翌日の天気予報をインターネットで見たら、降水確率70%と出て凹みました。しかし翌日は朝方曇ったり、夜に小雨が降ったりしましたが、昼間は快晴。ここでも天気予報はなかなか当たらないようです。

<11月1日>

午前11時半の飛行機で羽田を出発し、那覇経由で夕方3時半に久米島に到着。予約していたレンタカーを借り、夕日を見ようとシンリ浜を目指すが、道を間違えてイーフビーチ方面へ。日没まで時間があったので畳石を見に行く。早速「魚を見つけた!」とはしゃいだ家内は滑って潮溜まりへ。ボチャン!

畳石のある奥武島付近も海が綺麗だった。空はどんよりとした曇り空なのに海はコバルトブルー。写真では美しい青さが出ていないが。海の青さは空の青さを反映しているなどと思っていたのでことさら綺麗に見えた。ただ海岸横に現在スパを作っており一寸興ざめ。海の美しさではイーフビーチよりここがお薦めとのこと。

家内がくしゃみを始めたので急いでホテルへ戻り、着替えてイーフビーチの近くにある郷土料理の亀吉へ。ここは地元の人もいるみたいでとっても混んでいた。私は体調が悪く、久米島そばだけ。ラーメンのようなうどんのような感じの麺だがおいしかった。家内はゴーヤセットを子供達はお子様ランチなどを食べる。ここは美味しくて安いと思った。

ハテノ浜に行くとしたら明日が一番都合が良いので、観光サービスへ電話。雨の予報に迷っていると相談すると「明日8時までなら待てる」とのこと。ただハテノ浜はさえぎる物が無い中で風もあり、小さい子供には辛いかもしれないとのこと。うちは両方ともチビでしかも長男は船酔いを良くするので、一晩考えて見る事にする。

<2日>

7時に起きると雨雲の中から太陽が覗いている。天気はどうなんだろう。天気が不安なこと、更に風が結構あるので、船酔いも心配になり、家族会議の結果、ハテノ浜行きは中止に。観光サービスに断りの電話を入れるが、「久米島に来たのにハテノ浜にいけないなんて。。。」と未練を残す私は「昼からでも行けますか?」昼からでも可能とのこと。

食事をして準備をすると既に10時すぎ。うちは特別に準備が遅いんです。行き先はタクシーの運ちゃんたちが餌付けしたため、魚が沢山みれるという「熱帯魚の家」へ

11時前には着くが、人影はうちの家族以外男性2人つれだけ。ここは強烈な岩場が続いて潮溜まりを作っている。アクアシューズに履き替えて、網を持ち、長男と一緒に岩場を歩き回る。

波打ち際まで行くが、魚はコバルトなどスズメ類、ハギ類、20cmぐらいのチョウチョウウオ、ミノカサゴ、イトヨウジ、サンゴはアワサンゴ、ボタンポリプなどがあった。確かに綺麗は綺麗なのだが、うちの水槽には合わないものばかりだ。(もちろんサンゴ類は採集禁止です)。一度車まで戻り、長男を家内に預け、単独行動。新たに来たカップルがシュノーケリングマスクを被って、少し離れたところで潜り始めた。そことの中間地点ぐらいに潜ってみると、魚の数が増え、グリーンのディスクコーラルの群生やキクメイシ、ノウサンゴなどが見れた。底は海底まで5mぐらい。

カップルが戻ってきたので様子を聞くと、今潜っていた所は相当綺麗らしい。家族を誘ってそこへ。

お〜!そこにはショップでよく見る深場を含めミドリイシ達、そしてワヌケヤッコ、ミヤコハギ、ツノダシなど大型の魚が沢山いるではないか。海底まで10mぐらいかな。ミドリイシはピンクのショウガサンゴ、グリーンや青いホソエダミドリイシ、グリーンや白いスハルノミドリイシ(たぶん。とっても綺麗だった)、茶色の大きなウスモンなどなど。

子供は寒いとか怖いとか言って、あまり泳がず。この日の最高気温は29度。寒い訳ないのにね。

家族が空腹を訴えたため、昼食を取ることに。途中比屋定バンタへ。晴れた日はハテノ浜まで見えるとのことだが。あいにくそこまで見えない。
(比屋定バンタから熱帯魚の家の辺りを展望)

イーフビーチに戻り、瓦屋食堂で昼食。私はお腹の調子が悪く、又も久米島そば。昨日の亀吉の方が私の好きな味でした。

午後は地図の開設に「サンゴ」と言及のあったアーラ浜へ。時間は既に3時近い。途中で地元の女子高生にアーラ浜への行き方を聞くが、知らないとのこと。とっても心配になるが、とりあえずたどり着く。でも。。。誰もいない!

波が高く、ちょっと泳げる感じでもない。海岸はミドリイシなどのハードコーラルの残骸がとてもとても沢山落ちているので、恐らく海の中はミドリイシであふれているであろうと思ったのだが、波も高いし、誰もいないため怖くて、海には入れなかった。1時間弱、子供達は昼寝、私はぶらぶらして、イーフビーチへ戻る。

イーフビーチに着くが波がやや荒く既に夕方なので、海に入っているのは数人だけ。家内と30分ぐらいシュノーケリングをしたが、全く見るべきものはなかった。残念。

夕食はホテル近くの南島食楽園でとる。私はお腹の調子が悪く、お茶漬けだけ。家内は23人前をペロリ。家内はまずまずの味との感想。

<3日目>

6時半に起きて、外を見ると小雨が降り、雨雲が厚くかかっていた。風も強い。ハテノ浜行きは中止。朝食を食べなんだかんだやっているうちに出発は9時半近くに。今日の干潮944 急がなくては。

途中、新しく出来たコンビニ「Hot Spar」で昼食を買い、再び熱帯魚の家に向かうことに。

熱帯魚の家に着くと昨日とは打ってかわって人が多い。タクシーの運チャンなどに連れられてきたのだろう。人は多いのにダイビングの装備をした男性2人組以外に海に入る人はいない。海の中から見た方がずっと綺麗なのにね。

昨日のポイントに家族4人で行く。長男も次男も大きな魚やサンゴを見て、「すごい」を連発。昨日より水位がずっと低いため、魚やサンゴもより近くで見ることが出来たし、透明度も高かったので、今日のほうが迫力があった。

昨日見てなくて、今日見れたのはニシキヤッコ。岩が入り組んだところにワヌケヤッコなどとともにいた。ニシキヤッコはショップで見るのとは違い、光沢のある体色が美しく、特に青が綺麗だ。凄い。何度もシャッターを切ったのだが、上手く撮れず。。。

また昨日は気が付かなかったヒメシャコガイを沢山見た。皆、5cmから10cmぐらいの個体で、岩に嵌っており、綺麗だ。グレートバリアリーフでみたシャコガイは1m以上あるようなものばかりだったので、水槽にいるような可愛いヒメシャコガイを海で見たのははじめてである。

岩場にふと目を向けると青い足をしたやどかりが目に入ったので、ゲット。

あっという間に3時間が経った。子供2人も大きな魚や綺麗なサンゴを見て大満足だったようだ。家内ももしかしたらグレートバリアリーフの時より楽しかったかもと言っていた。家内はハタタテなどチョウチョウウオを沢山見れたのが、良かったようだ。

急いで着替えて空港へ向かった。皆飛行機の中で疲れて眠ったのは云うまでもない。

<あとがき>旅行に行く直前まで、「私は海なんか行きたくない!温泉に行きたいんだ!」と怒りまくっていた家内ですが、帰る時には「楽しかった、楽しかった」と上機嫌でした。シュノーケリングで見た魚やサンゴが、期待を遥かに超えてよかったのこと。めでたし、めでたし。


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