2005年1月
海水魚飼育も3年目に突入。今年も色々なことをやってみたい。まずはペア飼育を増やすこと、それから引き続きシマヤッコやスミレなどにチャレンジしたい。

1月1日
皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いしますm(__)m
今朝というか、昨夜除夜の鐘がなり終わった後、水槽を覗くと45cmキューブのハタゴパープルが久しぶりに移動していた。チョッと心配だ。
今日から自分と家内の実家回りで留守にするため、飼育録も3日か4日までお休みします。

1月4日
昨日実家廻りから帰り、水槽のチェックをするとなんだか随分海水が減っている。やはり加湿器の役割を十分に果たしているようだ。ということで帰ってきたそうそうにRO水を水槽に足して回った。45cmキューブを見るとフレームが元気に泳ぎ回っている。おかしい!何時もシマに遠慮がちにしか泳いでいなかったのに。そういえば、シマが見当たらない。心配になり水槽をよく見ると、シマの亡骸が。。。。合掌、です。

1月5日
今日も水槽を見ていて、気が付いた。フリソデペアのオスが見当たらない(T_T)。まさか☆になったのでは!?


1月6日
今朝、45cmキューブを覗くと、カクレの卵が。。。年末のハタゴの移動でまた新しい場所に産卵していた。前回の産卵からは丁度2週間目。産卵予定日は13日。

リアクターがまた詰まってしまったのでこれから掃除の予定。

1月7日
昨日のリアクターが詰まった原因は給排水のビニールチューブ内部に苔が生えてそれが水流を妨げていた。チューブを掃除したら問題なく水が流れるようになった。

1月8日
45cmキューブのシャコガイが☆に。昨年末のハタゴ移動時に接触されたようだ。ハタゴはカタトサカにも活着しているのだが、こちらはまったく大丈夫な様子。

1月9日
今年初めての水換え。30L。最近トロロ苔が酷いので、ついでに苔を排除。
本来RODI浄水器はRODI水1に対して4の排水が出るように設定されているのだが、最近これが1対10ぐらいになっていた。説明書にしたがって、排水チューブの一部を切断し、調整。まだ1対6ぐらいだろうか。そろそろセディメントの交換時期のようだ。

1月10日
フリソデペアのオスはやはり☆になったようだ。折角フリソデの繁殖を目論んでいたのに。。。残念。


1月11日
ヤノ水槽のミドリイシが成長し、接触し始めた。特にコモンサンゴの成長が早く、すでに数箇所エダサンゴと接触し、ミドリイシの先端が白化。半年で4倍ぐらいに成長した感じだ。

1月12日
エーハイム水槽のネジリンボウペアとアケボノペアは相変わらず、人影を怖がり、朝に餌をあげる時しか見かけない。餌を入れない時はヤドカリしか見えないのでヤドカリ水槽のようになってしまっている。ケントロは徐々に人に慣れるが、ハゼも人に慣れるようになるのだろうか。


1月13日
Mさんに「に入荷1ヶ月のシマとコリンズがいる」という話を聞いたので、行って見た。本当はマーシャルシマを探しているのだが、なかなか入荷がないようなのでとりあえず見に行ってみた。さすがに入荷一ヶ月も経っているのでシマもコリンズもブラインを良く食べていた。ただ両方とも大きさが7cm程度と大きく、どの水槽に入れたらよいか悩んでしまった(既に買う気になっている(笑)。1時間も観察しただろうか、結局、シマをお持ち帰り。45cmキューブに入れることにした。

今日は産卵日。

1月14日
朝、45cmキューブを見ると隔離ケースに入れておいたシマがいない!水槽の中を探していると出てきた。ホッ。プラケースから飛び出して出たようだ。45cmキューブにはフレームが先住者としているのだが、大きさは2倍ぐらいシマの方が大きい。フレームはシマを威嚇しようとするが、一蹴されてしまう。これなら大丈夫だろう。

それにしても昨日見た7cmぐらいの大きめなコリンズも気になってきた。メインのヤノ水槽にはマルチカラー、ポッターズ、ナンヨウハギ、スクーター、そしてサツキハゼが入っているのだが、それだけでは寂しい。かといって水槽内での喧嘩は余り見たくないので、入れるとしたら大人しい種類が良い。などと考えていたら昨日のコリンズも良かったかもしれないと思えてきた。餌はまだブラインしか食べていないが、ショップの水槽でもフレームとか追いかけられても平気で餌を食べていた。
我慢ができずに今日もへ。そして案の定我慢ができずにご購入。隔離ケースに入れてみるとマルチカラーとの大きさの違いは歴然。マルチカラーは今日のところは様子見といった感じのようだ。

昨日は殆ど孵化しなかったため、今日も孵化日だったのだが、疲れて寝てしまった。。

1月15日
シマにもコリンズにも北極産コペを上げているのだが、コリンズがパクパク食べるのに比べ、シマは殆ど食べていないようだ。コリンズは非常に人慣れしており、私が水槽の前に立つと餌を探す仕草をする。一方シマは、ショップでは結構気が強い感じを受けたのだが、45cmキューブの中ではあまり出てこないシャイな感じになってしまった。

1月16日
シマとコリンズにそれぞれ1日に3回ないし、4回冷凍コペを上げる。コリンズの方には少しシュアを混ぜるが、シュアには見向きもせず一心不乱にコペを啄ばんでいる。

夜8時ごろからカクレペアが産卵準備のため、ライブロックの掃除を始めた。良く見るとカクレメスはまるでフグのようにお腹がパンパンに張っている。ここまでお腹が張っているのは初めて見た。人間でも臨月になるとお腹の皮が透き通って中が見えるのではないかというほど透明な感じになるが、まさしくそんな感じだ。結局その後に産卵。前回産卵からは11日目と短い。24日、孵化予定。



1月17日
コリンズは好調。コペを非常に積極的に食べている。シマは相変わらず。今日も4回コペを流したが興味を示さず。ショップで食べていた冷凍ブラインを買った方が良いかもしれない。


1月18日
リアクターの吸水ホースがまた苔で詰まってきている。今日か明日には掃除しなくては。


1月19日
リアクターの吸水ホースが苔で詰まって完全に止まってしまった。何か良い方法はないだろうか。吸水ホースを洗ってもなかの苔は完全に取りきれないので、交換した。

1月20日
今日は会社帰りにへ寄り、キイロタカラガイ20個とコブヒトデ3つを購入。キイロタカラガイは最近シッタカが食べないトロロ苔が目立ってきたので、食べてくれることを期待しての購入である。

1月21日
今日は会社帰りにMさんと一緒に滝野川サンゴ研究所さんの水槽を見せていただいた。以前から見学したいと思っていたのだが、Mさんが知り合いだというのでご一緒させていただいた。
オーナーは昔はマリンゼファーという海水魚とサンゴのショップを経営されており、ベテランアクアリストにはおなじみらしい。私も海水魚飼育を始めたときから噂は聞いていた。スキマーやリアクターを使わず、ろ過は普通のサンゴ石によるウェットろ過で毎週ほぼ全換水に近い量の換水をすることにより、ミドリイシ、ヤッコ、チョウチョウウオを長期飼育されていることで有名である。

その独特の飼育法は色々なベテランアクアリストから何度も聞かされていたので、驚かなかったのだが、驚いたのは状態の良さである。やはり強力スキマーやリアクターより状態良く飼育するのに必要なのは換水なんだなと納得させられる。メインはいずれもミドリイシで魚もHPの写真にあるとおりチョウチョウウオやヤッコが沢山入っている。チョウチョウウオはサンゴを突付くのでミドリイシとは一緒に飼えないと思っていたのだが、これらの水槽を見ているとそれが誤りだということが分かった。実際には多少突付いているのでポリプの出が良くないとオーナーは言っていたが、それなりに十分ポリプが出ているように見えた。照明はMT250とコーラルグローがメインで一部アストロビームの玉が入っていたり、赤のスーパークールを入れていたりする。

更に驚いたのは魚の状態である。皆、これでもかというほど丸々太っているのだ。それの理由は実際目の前で餌をやって下さったのでよく分かった。餌はシュアやドロマリンなど乾燥餌数種類とアサリなど生餌をみじん切りにしたものを一緒に大量に流されていた。あれだけ沢山餌をあげたら太るはずだ。それでもミドリイシの調子が良いのは大量換水の効果なのであろう。

魚たちは全くと言って良いほど喧嘩をしない。まるまる太ったニシキヤッコ、スミレヤッコ、ロックビューティなど大人しいヤッコがメインだからだと思う。ニシキやスミレなどは7年から10数年という長期飼育をされており、自分と全くレベルがちがうなと思った。凄いとか羨ましいとかを越えて、呆然という感じである。チョウチョウウオも同様らしいが、チョウチョウウオに余り興味のない私はその凄さが分からず残念だった。

大量換水のため底砂を入れていないのだが、全く違和感がなかった。ライブロックの状態が良いからだと思う。

また90cmキューブ一杯にハタゴパープルが入っていた。ここもMT250にMT150が補助で付いていた。最初は10cm強の大きさしかなかったそうだ。

勿論参考になることも多かったが、とにかく飼育のレベルが違う気がした。滝野川サンゴ研究所のオーナーさん、有難うございましたm(__)m。

1月22日
今日は水換えしようとRODI浄水器をまわしたのだが、排水ホースが排水溝から外れて、庭が水浸しに(T_T)。RODI水を作るのも疲れる。

導入10日目のシマは相変わらず餌を食べない。今日はアサリを刻んで入れてみた。興味はあるようだが口は開かない。ちょっとやせてきた感じがするのが気になる。




1月23日
導入10日目のコリンズは相変わらずコペは良く食べるのだが、乾燥餌には興味を示さない。できれば乾燥餌に慣らしてから放流したいのだが。



1月24日
約2週間ぶりの換水20L。本当はいつものように30Lやりたかったのだが、RODI水が間に合わなかった。


1月25日
体調不良。魚でなく飼育者が体調不良で会社を休んでしまった。ということで今日孵化日なのだが採集はしないつもり。


1月26日
シマは時々上を向く様な感じで停止している時が在る。相変わらず餌に興味を示さないし、チョッと不安。コリンズもコペは沢山食べるのだが。。。。いっそのこと放流してしまった方が他の魚が乾燥餌を食べているのを見て食べ始めるだろうか。いやいやそんな簡単なことはあるわけがないので、やはりもう少し乾燥餌の餌付けを頑張ってみよう。


1月27日
ついにコリンズがシュアに餌付いた!といっても何度か食べただけだが。会社から帰宅するとまずコリンズにシュアを上げるのが日課になっている。だいたい興味を示さないので10分後には北極産コペをあげる。とこちらは凄い勢いで食べる。今日もどうせダメだろうと思い。2,3粒落としたら今日はすぐに食いつきました。しかもちゃんと食べている。で調子に乗って10数粒落としたのだが、5分経っても残ったままだった。仕方がないので冷凍コペを追加。でもこれでシュアに慣れてくれると嬉しい。


1月28日
今日は会社帰りにMさんとへ。12月に入荷したというシマがまだ2匹いる。うちにいるシマと一緒に入ってきたものらしい。大きいのが難点だが、冷凍ブラインを突付いているようだ。まあ今のところうちのシマも元気なので、シマはパス。

他にはスズメばかりだなと思っていたら、5cm弱のニシキがいた。見ていると底に落ちた乾燥餌をつついている。なかなか良いかもしれないと思い、産地を聞いてみるとネシア産とのこと。あちゃーである。ネシア産でうまく行ったと聞いたのはこの間の滝野川サンゴ研究所さんぐらいで、まずバツだからだ。でも乾燥餌をつついているし。餌ははじめてみたもので、Spectrum マリンフィッシュフォーミュラというものだった。値段はネシア産としては高かったが、沖縄産でも乾燥餌を食べているのはなかなかいないということもあり、包んでいただきました。

このニシキはエーハイム水槽に投入。春ごろまでに本水槽のマルチカラーを捕獲できれば、本水槽に投入したいのだが、うまく行きますかどうか。この餌は臭いがかなりきつく店長は「ニンニクエキスでも入っているのではないか」と言っていた。帰宅してコリンズに上げてみたら、シュアと同じくらいの食いつき具合だった。シマは無視だったけど。。。


1月29日
今日はMさんとうちのHPと相互リンクもさせていただいているKiichiさんのご自宅を訪問。まず見せていただいたのは水槽小屋とも言える離れの小屋。そこには先日採集したばかりというワヌケやチョウチョウの他に、これまで収集したセジロ、カクレ、ハマクマ、レッドアンドブラックなどクマノミのペアが10数ペアも収容され、KiichiさんのHPのトップに紹介されているハマクマの稚魚たちが乱舞している水槽もそこにある。自作を得意とされるKiichiさんらしく、非常にすっきりした配管で水槽がつなげられている。

これだけの水槽を一人で世話するための工夫が各所にある。特に天然海水が水道水のように取り出せるようになっていることに驚いた。まず天然海水を汲み上げる時に、自家製フィルターを通すことにより大きなごみが混じらないようにしてある。そして汲み上げられ車に積まれた海水を自宅に設置してある非常に大きなタンクに収納。そこから更に天井付近のタンクに貯蔵し、そこにはヒーターや殺菌等も付いていることから、必要な時にそのままタンクから取り出した海水を使えるようになっている。小屋の中には一通りの工事道具がそろっており、配管やアクリル加工が何時でもできるような体制になっている。

玄関に最近移動したという1800の水槽にはこれまでKiichiさんが全国で採集したチョウチョウウオやヤッコが収容されている。先日の滝野川サンゴ研究所さんを見学した時も思ったが、全くまねのできない境地にいられる感じがした。Kiichiさん、有難うございましたm(__)m。
色々楽しい話を伺った後にKiichiさん宅を辞して、へ。関東近辺では生体・器具ともに最も充実したショップのひとつ。これは半日居ても飽きないかもしれない。実際初めてだったこともあり生体だけを3時間近く眺めていた。結局安かったシャコガイを2個買って外に出たところ、中古のZC1000が置いてあった。値段も付いていなかったのでまさかとは思ったが聞いてみると売り物。しかも格安!発送をしてくれないということで一度諦めたものの、Mさんのご配慮で購入できることに!Mさん、いつも有難うございますm(__)m。非常によい買い物が出来、大満足だった。


話が前後するが、朝カクレの卵を発見。多分昨日か一昨日産卵したのだと思う。昨日なら孵化予定日は来週の日曜日の2月8日。

1月30日
今日遂にコリンズを放流。朝乾燥餌をあげたら一つづつちゃんと残さず食べたので、これなら放流しても大丈夫だと思った。しかし、放流後に餌をやってみるとなかなか上手く餌を見つけられないようだ。混泳しているマルチカラー、ポッターズ、ナンヨウハギがどんどん餌を食べてしまって、コリンズはあらぬ方向を向いている。これからちょっと心配である。


1月31日
コリンズは私が水槽の前に立つと出てきて、水面に餌があるか探すようになった。朝も夜もそれで乾燥餌を食べた。他の魚たちに比べるとだいぶ食べるのが遅いが。引き続きコペは流さず乾燥餌(Spectrum マリンフィッシュフォーミュラ)だけでいけそうだ。


帰宅後先日購入したZC1000に水道ホースを繋いで内部を洗浄。数分強くしたり水を止めて急に流したりした後、明日まで水道水を入れたまま放置。明日もう一度洗浄し、ZC500と交換する予定。ZC1000にあったポンプに換えようと思ったが、うちはサンプもなく実質的な水量は160L程度だと思われるので、現在使っているサンソーの311B(毎分26L)でも十分(3~40L程度が適合ポンプらしい)だと思ったので、ポンプはそもまま使うことにした。これで配管を交換する必要もなく、ZC1000への交換は容易になった。


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