2004年3月
ミドリイシを飼育できる水槽にするために、本水槽の中の生体を整理する。ハタゴ以外のイソギンチャクを出し、クマノミ類はカクレだけにするため、現在ブラッククマノミとセジロの捕獲努力中。カクレ稚魚は孵化後2ヶ月を超え、ブラインのみで飼育している固体も順調である。稚魚のための小型水槽も立ち上げ中。

3月1日
67日目の稚魚は特に変化なし。16日目の稚魚は2匹が☆になり、残りは13匹になってしまった。なぜか大きい固体が☆になるのが気になるところである。昨日生まれた孵化1日目の稚魚は17匹中11匹が☆になり、残り6匹。本水槽のKHは16ぐらい。

レイアウトを変更したのが気に入らないのか、ハタゴ自称パープルがライブロックの活着面を移動し、今までカクレが産卵していた場所を覆ってしまった。あと数日で産卵の可能性があるので、庭に落ちていた6cm4方のテラコッタタイルをハタゴの下に設置。果たして気に入ってくれるだろうか。

立ち上げ8日目の新規水槽のアンモニア、亜硝酸、硝酸塩を測ると全て反応なし。苔も全く発生していない。あんまり自信ないけど、もう好気濾過は立ち上がったってことなのかな。本水槽からの飼育水を半分使い、ライブロックを入れたのが奏功したのか。念のため、餌を1つまみいれて、明日以降再検査。

カウンターを変えたため、必要なくなったウエブバナナを廃止。

3月2日
68日目の稚魚は特に変化なし。17日目の稚魚は1匹が☆になり、残りは12匹に。今日もやや大きめの個体が☆になった。全体としては順調に成長していると思う。数匹を除き全て2本目の線がくっきりでている。2日目の稚魚は2匹☆になり、残り4匹。

写真をupできる掲示板を設置しました。使ってください。

3月3日
69日目、18日目、3日目の稚魚はいづれも元気。3回分が全て☆なしというのは初めてである。カクレぺアはテラコッタタイルがあまり御気に召さないようで殆ど近づかない。産卵予定は明日なのだが、どこに産卵するのだろう。

3月4日
70日目(6匹)、19日目(12匹)、4日目(4匹)の稚魚はいづれも元気。今日が産卵予定日だったのだが、テラコッタタイルは勿論他のところにも産卵した様子はない。やはりレイアウト変更が影響したのだろう。

立ち上げ11日目の新規水槽は又も
アンモニア、亜硝酸、硝酸塩が全てゼロ。また餌を多めに入れて置く。KHは相変わらず高く16位。もう少し時間を制限する必要があるのだろうか。

3月5日

71日目の稚魚たちは元気。すでに健康状態は成魚と変わらないので今後は何か変化があったときだけ、書くことにする。20日目の稚魚は良く数えたら12匹ではなく、13匹居た。変態疲れのようで皆、プラケースの底で横たわっている。5日目の稚魚は1匹☆になり残り3匹。カクレペアは今日も産卵しなかったようだ。
今日は会社の帰りに久しぶりにへ。新しく入荷したコリンズを見に行ったのだが、入荷から日にちがたっていないせいか、状態が今一だったので見送り。イソギンチャクエビがいたので、もう一匹追加しようと思い購入。他にパープルのコモンとオオバナマルチをゲット。それからマリンアクアリストの編集長円藤清氏が書いた「世界のエンゼルフィッシュ」という本を購入した。この本は昨年出たのは知っていたのだが、彼が書いた「海水魚飼育図鑑」には相当がっかりさせられたので、購入していなかった。しかし、今日パラパラと立ち見をしたらとっても良かったので買うことにした。

これはヤッコを好きな人には良い本だと思う。良いのは(1)基本的に同じ種類の魚の幼魚と成魚の写真が出ていること、(2)オスとメスの写真、見分け方が書いてあること、(3)ケントロピーゲの繁殖方法と可能性についてという記事が出ていることである。その中でもケントロのペア飼いは人気があるにもかかわらず、オスとメスの見分け方はフレームぐらいしか知らなかったので、ある程度ペア飼いをしたい人の参考になると思う。ある程度というのは、残念ながら解説文章を読んでも見分けが付かないようなものもあるからである。繁殖方法についても以前掲示板でケントロの繁殖が成功しているという事実は聞いたことがあったが、実際に記事になっているのを見たのは初めてだった。クマノミなどと違い繁殖は簡単ではないことがよく分かった。

3月6日
21日目の稚魚、6日目の稚魚は本日☆はなし。カクレペアは今日も産卵せず、ハタゴが少し移動している。今の場所が落ち着かないのかな。

今日はチビ水槽の水槽台を自作。先週言ったアオノさんの水槽で台が自作だったのに触発されました。
午前中に近所のホームセンターで2x4の材木を5本、15mmのラワン合板を1枚、75mmの釘を48本購入し、あらかじめ書いた設計図通りに裁断してもらう。お昼を食べた後、木材と格闘すること4時間、完成。お披露目は明日に。

3月7日
22日目の稚魚は今日も☆はなし。でも7日目の稚魚は2匹☆になり、残り一匹のみ。カクレペアはまたも産卵せず。

今日は大変な日だった。朝いつもより多少寝坊して起き、いつものように直ぐに水槽を見に行くと既にメタハラが付いているのにPHが7.6と随分低い。リアクターの稼働時間が長すぎるのかななどと考えながら、眺めていると何か水が濁っているような感じ。。。。お〜、なんとメインのヤッコミドリイシが溶けている。他にも2体が溶けている。そういえばミドリイシが溶けているときの匂いもしている。水換えをする前に原因追求のため、KHとCaを測るがKH14、Ca350とそれ程異常な数字ではない。あ〜あ、と落ち込みながらも他の生体をすくうためにも猶予はないと思い、早速水換えを開始。午前中3時間近くかけて、70L換える。それでも濁りは残っている感じである。午後は約束していた用事をすまし、夕方から更に50L水換えをした。結局、溶け始めていたものも含めミドリイシを3つ出してしまった。とりあえず他の生体には影響はなかったようだが、ミドリイシはある程度うまく行き始めていた気がしていただけに、ショック。

昨日作った新しい水槽台だが、内寸を測ってみたらクーラーが入らないことに気が付いた。内側につけていた柱を一本外側に出さないとダメ。いい加減な設計図を描いているとこういうことになるんだよね。


3月8日
23日目、8日目の稚魚は今日☆はなし。今日ブラインの孵化がうまく行かず、ひもじい思いをさせている。原因は昨日水換えの時にヒーターを使い、温度を25度に設定したままになっていたため。今朝気が付いて直した。カクレペアはまたも産卵せず。

ミドリイシの白化は一応止まり、水も澄んできた。もう少し様子を見なければ安心はできないが。

3月9日
9日目を迎えた稚魚は朝は元気だったものの帰宅後確認したら☆に。これで前回の分は全滅。24日目の稚魚は☆なし。一度も掃除をしていないので、プラケースを交換した。すると今までは苔があって本水槽の中が見えなかったのに、綺麗なプラケースに入ったら大きい魚が周りをウヨウヨ泳いでいるのに気が付き、皆で押し蔵饅頭。


75日目の稚魚は大分大きくなった。多分1.5cmぐらいだろうか。そろそろ小型水槽に移そうかなと思い、小型水槽の水質を測ったらアンモニア1.5mg/lが検出されてしまった。しかも亜硝酸、硝酸塩はゼロ。っていうことはこれからということか。ということは暫くは小型水槽への導入は無理っていうこと。やっぱりライブロックを入れたからといってそんなに直ぐ立ち上がると思ったのが、間違いだった。

一方本水槽の方は、ミドリイシがまた白化。無傷なミドリイシは残り一つとなってしまった。また一から出直しである。

新たに里親掲示板を作成しました。あくまで同じ趣味を持ったもの同士が善意で里親を募集するための場所を作ろうと思いました。したがって里親を募集される方は基本的に実費以外の金銭を受け取らないことを前提としています。募集する方は出来るだけ生体の詳しい状態(大きさ、飼育年数、餌付け状態など)を記入して、相互に誤解のないようにお願いいたします。うちの稚魚ももう少し大きくなったらこちらで里親さんを募集できたらと思っています。

3月10日
25日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。ミドリイシの更なる白化により水槽の水が汚れ、急にライブロックや一部のサンゴに緑や茶色の苔が生えてきた。水面にはどろっとしたような苔のようなものが沢山浮いている。そうでなくてもやるつもりだったのだが、水換えを50L実施。ついでに苔の付いたサンゴやライブロックをブラシでこすって洗ったのでさっぱりした。またPFの水量が大分落ちてきていたので思い切って以前から諸先輩方に言われていた、PFのろ材を抜くことを決断。と言いたいところだが、一気に抜くのはまだ心配なのでウールを含め、3分の2を取り出し、残りの3分の1はもう暫く入れておくことにした。やはり急に抜くのは心配。

興和の蛍光灯が切れたので交換。まだ半年ぐらいしか付けていないのに、切れるのが早い。

3月11日
26日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。ところが77日目を迎えた稚魚を帰宅後に見ると1匹☆に。残り5匹。最近乾燥餌に慣らそうとブラインをあげていなかったからだろうか。それとも今のプラケースの大きさでは過密飼育になっているのだろうか。また最後の一つとなっていたミドリイシも白化。これでミドリイシは全滅してしまった。ほかの生体に全く影響がなかったようなのがせめての救いである。それから隔離していたアラビアとそれに共生していたセジロとアカホシカニダマシをIさんにお譲りした。だんだん水槽から生体がなくなり殺風景になりつつある。

3月12日
27日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。今日で前回の産卵から22日目。昨年7月28日に産卵を開始して以来、最長のインターバルとなった。もしかしたらこのまま産卵ストップ!?心配である。
以前から付けようと思っていた250Wのメタハラを今日発注してしまった。今回のミドリイシ全滅の主な原因は水質にあると思うが、この際照明もアップグレードして再チャレンジしようと決心した。

3月13日
28日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。今日はついにブラッククマノミを釣り上げた。この1週間ぐらい乾燥餌をまったくやらず餌は稚魚水槽から流れ落ちてくるブラインのみだったので空腹だったのかもしれない。釣り糸を垂れると直ぐに11日に隔離ケースから逃げ出したブラッククマノミのオスが餌を狙ってきた。2回餌だけ取られた後、3度目の正直でフィッシュオン!嬉しさに体が痺れた。次に一度釣り上げたもののやはり隔離ケースから逃げ出した前歴のあるメス。何時もは警戒してなかなか食いつかないのが、今日は食い付きがよい。一度餌をとられた後、釣り上げた。これで水槽改造計画が大きく前進した。今日釣り上げた2匹は里親募集掲示板で里親募集中です。

<カクレとイソギンの組み合わせアンケート>の開始以来約1ヶ月が経ったので、結果を分析してみました。結構面白いです。

3月14日
29日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。ミドリイシが溶けた後、急に茶苔が増え、今まで綺麗だったライブロックも茶苔まみれになってきた。カタトサカやヤギ、スポンジまで茶苔まみれに。やはりミドリイシが☆になった影響であろう。

3月15日
30日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。3月2日から2週間近くも☆なし。いいことである。昨日も書いたがミドリイシが溶け初めて以来、水槽がどんどん汚くなってきている。やっぱり活性炭とかを溶け始めた直後に入れたほうが良かったんだろうな。今頃気が付いても遅いのかもしれない。

3月16日
31日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。今月は写真も少ないし、暗い話が多い。飼育録も日に日に短くなってきた気がする。今は水槽の調子の回復を図っているときなので、もう少し我慢我慢である。

3月17日
32日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。今日は最近オークションでイソギンを出品している「しろくじら」というショップに初めて行った。HPに書かれているように無脊椎、海水魚、熱帯魚、爬虫類、金魚が狭い店舗に詰め込まれている。ヤフオクで時々イソギンを出品しているのを見て、一度行ってみたいと思っていたところ、HPにパンダダルマハゼが格安で売っていたので今日急遽行く気になった。入り口直ぐ右の水槽にクリーム色で先端が黄色の状態の良さそうなシライトが居た。でもちょっと大きさが30cm近くあったのでパス。お目当てのケントロは居なかった。サンゴもオレンジのクサビライシにちょっと心が動かされたが、今の水槽の状態はサンゴにとって過酷なようなので見送り。ぐるっと回ったところに30cm水槽があり、そこにロリロリシテンヤッコがいた。今年に入ってから見ていなかった2〜3cmというサイズと入荷後2週間経ち底をついばんでいたので、これは結構行けるかもと思い、予定外だったがお持ち帰り。ここは全般的に値段が他所よりも3割ぐらい安いようだが、何故かこのシテンヤッコだけは今まで買ったものより、高かった。ロリロリ個体だからかな?


ちょっと薄っぺらで骨は勿論のこと、体の向こう側までが透けて見えそうなガリガリなのだが、食欲はあるようなので直ぐに回復すると思う(希望的観測)。目的だったパンダダルマハゼは小型水槽が立ち上がってからにしようと思い、今回は踏みとどまった。


約1週間ぶりに立ち上げ中の小型水槽の水質を測ったところ、アンモニア、亜硝酸、硝酸塩共にゼロになった。立ち上げから24日目。さてどうしようか。


3月18日
33日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。昨日購入したシテン稚魚は元気にブラインとシュアをついばんでいる。マルチカラーとシマも全く関心を示さない。これならストレスの溜まるプラケースの中よりは早く本水槽へ出した方が良いかもしれない。シマは相変わらず元気なのだが、オオバナをついばんでおりこの3日前からオオバナが全く開かなくなってしまった。

3月19日
34日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。一昨日購入したシテン稚魚にカクレ稚魚のブラインの余りをあげるとついばむのだが、なんとなく元気がない。シマもマルチカラーも全く関心を示していないので思い切って本水槽に出すことにした。なんとなく戸惑っているような仕草で暫くハタゴの周りを漂った後、ライブロックの間に消えていった。。。。大丈夫かな。これってずっと出てこないパターンのようなきがするのだが。。。。
今日は会社の帰りにで燐酸吸着剤とココナッツカーボンを購入した。Yano-systemでは禁じてとされている燐酸吸着剤だが、さんも使われており、これまで問題がないようなので私も思い切って使ってみることにした。

里親募集掲示板に出していたチクビイソギンとブラッククマノミ2匹は、Uさんに引き取ってもらうことに決まりました。

3月20日
35日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。シテンヤッコは今日も出てこなかった。やはり☆ったか。ショップでは我が物顔だったし、この水槽でも誰も苛めてないのに。

朝、水質を測った。アンモニア、亜硝酸、硝酸塩はゼロ。KHは13、燐酸は0.5ぐらいだった。やはり燐酸が高い。昨年8月に設置以来一度も触っていなかったエーハイムプロ2224のろ材を半分抜き、そこに燐酸吸着剤と活性炭を入れた。ついでに40Lの水換え。エーハイム2235のろ材も既に半分抜いてあるので、1週間間隔ぐらいで、残りのろ材も抜いてしまう予定である。

今日水換えの途中に水槽を覗いていたら、カクレの卵を発見。水槽正面からは見えない位置に産卵しており、産卵に全く気が付かなかった。既に茶色っぽくなっていることから恐らく3から5日前に産卵したらしい

カクレ稚魚達のプラケースも大分汚れてきたので、交換した。


3月21日
36日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。シテンヤッコは今日も出てこなかった。

今日はMさんとUさんのお宅の水槽を拝見してきた。Mさんはミドリイシ中心、Uさんはソフトコーラル中心と、水槽のコンセプトが異なっているもののお二人ともサンゴが非常に生き生きとしており、非常に上手に飼育されていた。お二人ともライブロックを豊富に使って岩場を再現しており、非常に参考になった。やはり他の方の水槽を見ると非常に触発されるというか、刺激になる。自分も早くミドリイシ全滅から立ち直って綺麗な水槽を作りたいと思った。


3月22日
37日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。

昨日見たMさんとUさんの水槽に刺激を受けて、岩組みを変えた。岩組みを動かしているときにシテンヤッコを探したが、見つからなかった。残念。ついでに燐酸を測ったら0.5と変わらずだったので20Lほど水換えをして、ついでに燐酸吸着剤も入れ替えた。

3月23日
38日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。

今日会社帰りにホームセンターに寄って、新しい水槽配管部品やオーデリック接続のための部品を購入してきた。帰宅すると丁度プレコから新しい45cmキューブ水槽が到着していた。早速水洗いをして水槽台の上に置いた。出来たら明日には水を張る予定。

3月24日
39日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。明日から暫く家を空けるため、餌はもとより水換えも出来ないため、穴あきのプラケースに入れ替える。これで水質悪化による☆はないと思うが、餌がないので心配である。

今日は有給を取った。45cmキューブ立ち上げの予定を変更し、昨夜考えた浄水場計画を実行に移す。まずホームセンターに行って浄水器と水道の蛇口を繋ぐための、ビニールホース、塩ビ管、口径変更のパイプ、ビニールホース止めなどを買い込み、帰宅。そして家を建てたときに大工さんから貰っておいた端材のなかから使えそうな木材を取り出し、寸法を測る。そして昨夜書いた浄水器置き場、すなわち20Lポリタンク6つとRODI浄水器を置ける木製の台を作るため、木材に線を引き、電気のこぎりで設計図どおりに切り、木ねじのための下穴を開けたところで雨が降ってきてしまった。とりあえず浄水場建設計画は今日はここまでとなった。

今夜はこれから久しぶりの孵化採取だ。今回は産卵日が特定できなかったため、卵の色だけを頼りに今日だと判断した。例によって10時消灯、ポンプストップ、11時採集開始、の予定だったのだが、残念ながら孵化していなかった。すでに卵の色は銀色になっているため、孵化は明日だろう。明日から旅行のため、今回の孵化は採集できないことになってしまった。

3月25日
40日目を迎えた稚魚は今日も☆なし。3月2日から3週間以上☆がないので、今後は変化が合った時だけ記すことにする。

今日から2泊3日の温泉家族旅行である。昨年11月に病気で入院して以来、久しぶりの家族旅行である。以前は不在の際は自動給餌器をセットしていたが、現在はブラインとカクレメスだけのためにランチュウベビーゴールドをあげているだけなので、今回は自動給餌器のセットはなし。それでも稚魚のプラケースにはある程度ブラインが滞留するかと思い、朝いつもより多めに入れたのだが、やはり小さくても穴が開いているため、そこからブラインが流れ出てしまい、午後には稚魚のプラケースの中にもブラインがない状態になった。3ヶ月目の稚魚はこの程度の絶食は問題なさそうな気がするが、はたして40日目の稚魚はどうだろうか。心配である。

3月26日
旅行中のため、飼育録はなし。

3月27日
家を1日以上空けた時は何時も外出先で何度か「水槽は大丈夫だろうか?今頃崩壊してカクレ稚魚が浮いているのではないだろうか?」などと悪い想像をするものっである。そして帰路に着き、家が近くなるほどに何度も「今頃は。。。」と繰り返し不安になる。今日もそうだった。特に今回は稚魚の飼育中での外出だったので、心配であった。自宅の車庫に車を入れ、取るものも取りあえず、ドアを明け、水槽を確認する。「サンゴよし。カクレファミリーよし。シマ、マルチカラーよし。稚魚も。。。。よし!」ということで、胸を撫で下ろしたのであった。

3月28日
今日は途中になっている浄水器とポリタンク置き場を朝から作成再開。すでに木材を切り終わり、木ねじの下穴をあけてあったので、後は木ねじを電動ドライバーで打ち込んでいくだけで、小一時間で骨組みを完成した。その後ペンキを塗り完成。そして近所で花見をした後に今度は照度の強いオーデリック設置のためにランプステーの高さを上げ、さらに接続のために知り合いの電気技師さんを訪問し、接続完了。このように書くとわずか数行なのに今日は盛り沢山でとても充実した一日だった。

そして自分の掲示板を覗いてみるとなんとなくなってしまっていた。無料掲示板なので文句を言える筋合いではないのかもしれないが、何の予告も連絡もなく、いきなり「継続して使いたいなら金払え」である。本当は貴重なログを残すために多少のお金を払っても良いのだが、やり方が余りにも稚拙で一方的なため、今回は他のところを使うことにした。メイン掲示板再開までは画像掲示板を使っていただけると幸いです。

3月29日
オーデリックのランプが入っていないため、今日はSC2発しか点灯していない。そのためPHが以前は8.3ぐらいまで上がっていたのが、8.0ぐらいまでしか上がらない。さらにライトステーの位置を、オーデリックのランプでサンゴが焼けないようにするために水面から60cm離すことを基準にしたため、SCの位置が以前の水面から20cmが40cmまで上がってしまったことも影響している。付属のワイヤーを長いものに変えれば良いだけなので変更は容易ではあるのだが。幸か不幸かミドリイシが入っていないので余り気にならない。

明日が前の産卵日から14日目なのでそろそろ産卵するころだ。44日目の稚魚も3ヶ月を超えた稚魚も全く手がかからなくなってしまったので、そろそろ新しいベビーが欲しいところである。

新しい掲示板は結局またHPでお世話になっているFC2のものを使うことにしました。設定に悪戦苦闘したため、再開に時間がかかってしまいました。ご心配をお掛けしましたが、無事再開しましたので使っていただければ幸いです。

3月30日
丁度1週間ほど前にライブロックのレイアウトを変え、今まで平積みぎみにしていたライブロックを縦方向に組みなおした。その結果、今までライブロックが積まれていた場所の底砂が露呈することになった。そして、その場所の底砂の一部に青黒い部分を発見!そう、嫌気層が底砂の表面近くまで出来ていたのである。うちではPH3台、PF2台、クーラーの戻り、そしてエアレーションまでしてあるのだが、それでも硫化水素発生による酸欠が起こるのではないかと心配になった。もう一度ライブロックを組み直し、その部分に元のようにライブロックを載せてしまうことも考えたが、どう見ても新しいレイアウトを捨て切れなかった。散々悩んだ挙句、「臭い物には蓋」ではないが、現在空回し中の水槽から底砂を取り出し、嫌気層が露出した部分を2cmぐらい覆い、小さな小山を作った。さあ、これで安心と思っていたのだが、今朝水槽を覗くと、なんと再びその部分が青黒くなっているではないか!硫化水素発生は夜であること、また出勤時間が迫っていたこともあり、とりあえず照明の位置を下げて(光合成を強化?)出勤した。しかし、会社に居ても気になったので、のスーリンの掲示板で聞いてみた。

Re: 硫化水素  スーリン  2004/03/30 (火) 14:41
> 硫化水素発生を防ぐ方法は何かないでしょうか?

http://www.ne.jp/asahi/mc/minatomachi/sandorp.htm
にも書きましたが、結論から言うと、砂の表面に充分な水流があれば、砂の内部で硫化水素が発生していても問題ありません。
砂の表面が十分酸素化されていれば、水中に硫化水素は漂いだしてきません。
硫酸還元の上の硝酸還元層で下から登った硫化水素は硝酸還元に使われて消費されてしまいます。
その意味では、硝酸低下に硫化水素は役立っています。
砂の表面に充分な水流がないと、水中に硫化水素が出て来て、やっかいなことになりますが、お書きになった水流システムなら大丈夫でしょう。
なお、ある厚さの砂をひけば必然的に硫化水素は砂の内部に発生します。
砂粒の大きさ次第ですが、パウダーだと2〜3cmで硫化水素が発生し、そこから下は青黒い砂になります。
その上に砂でもう一山覆っても、その表面から2〜3cm下は硫酸還元層になりますから、いくら砂を上にかけても無駄です。
あくまで、砂の表面からの距離、酸化還元勾配で硫酸還元の有無が決まりますから。
まとめると、砂表面に水流が十分あるならほっとくのが良いです。

ということで一安心。スーリン、有難うございました。

2月22日に立ち上げた30x30x40cm水槽(エーハイム水槽)は既に38日間も空回し状態が続いている。正確にはライブロックに付いて来た2mmぐらいの蟹とシッタカが1匹入っている。未だに茶苔もでない。砂の表面にデタトリスが少しあるだけである。苔の元になるものを入れていないので当然かもしれないのだが。その後45cmキューブを立ち上げることを決めたため、家庭内でこの水槽をどうするかがなかなか決まらなかったためだ。45cmキューブを立ち上げることを決めた時点では、撤収が基本方針だったのだが、その後家内や子供の友達が来訪し、うちのカクレ稚魚を褒めてくれたことから少し風向きが変わってきたようだ。もしかしたら設置のOKが出るかもしれないと内心期待している日々である。


カクレは今日は産卵せず。

3月31日
今日帰宅後水槽を覗いたらカクレが産卵していました。前回の産卵から(多分)15日目である。産卵の位置は前回と同様水槽正面からは見づらい位置にであるため、写真が非常に取りづらい。

写真が小さいので分かり辛いと思いますが、相当ピンボケです。この写真も水槽横から撮っています。
前回孵化採集した時が2月19日だったので今度の採集は1ヵ月半ぶりとなる。久しぶりに可愛い稚魚の世話をしたくなってきた。


今日は家内が一人でさだまさしのコンサートへ。私は鬼のいぬまに子供達の面倒を見ながら、2階にあったエーハイム水槽を玄関の下駄箱上に移動した。移動する際に水を半分交換。明日水質を調べて問題なかったら孵化3ヶ月を超えたカクレ稚魚を入れるつもり。

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